【2018年8月】Googleのアルゴリズムコアアップデートに関する分析と考察

3月以来の大きなアップデート

2018年8月1日にGoogleが検索のアルゴリズムのアップデートをしたようです。

 

 

今までちょこちょこと細かいアップデートは行われていましたが、今回はコアアップデートとなるため、大きく順位変動が起きています。

 

Googleが検索の品質評価基準の更新

今回のコアアップデートが起きる前にGoogleは検索の品質評価基準のガイドラインを更新しています。

 

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解説ページ

 

このガイドラインはしばらく更新がされていなかったので、このタイミングで更新されたということは近々大きいアルゴリズムの変化あるだろうなと予想していました。

 

Google明確にサイトの評価を数値化したり何が良くて何が悪いのかということは言っていませんが、少なくともガイドラインの内容はそのヒントが含まれているので、Googleの現在の方向性を知る上でも必ず目を通して起きましょう。

 

アップデートの要約

ここ最近のGoogleはとにかく「ユーザーファースト」を推しています。

 

非常にふわっとした内容ですね。

 

そして、今回のガイドラインの更新で変化した部分はざっくりと下記の内容です。

 

・コンテンツの投稿だけではなく共有されることが評価に繋がる
・コンテンツの作成者自身も評価対象になる
・品質の悪いページは最低評価以外ない
・医療・ニュース・科学・金融などのジャンルは今まで以上に高い専門知識や信頼性が求められる。
・コンテンツの量が不十分な場合、「低評価を与える理由となる」から「低評価を与える必要がある」へ変化
・ユーザーの体験を損なうような広告設置法はペナルティの対象となる。

 

ガイドライン自体はかなり分量があるので一部を抜粋した形となりましたが、それでも結構ありますね。

 

特に品質の悪いページは悪い評価を受ける可能性があるという趣旨から「悪い評価を受ける必要がある」という形にシフトしたのは本格的に質によるフィルターをかけていくという気持ちの現われでしょうか。

 

この時から変化は起きていた

今回のコアアップデートが起きる前にこのガイドラインは発表されていましたが、実際にこの時点から少しづつ順位の変動は起きていました。

 

大幅に動いたということではないですが、その時に動きのあった記事を見返すと動きの傾向としてはほぼ同じだったので、テスト的にしばらく変化させてコアアップデートを行うという2段構えで今回のアップデートを行ったのでしょう。

 

今回のコアアップデートの方向性などの考察

今回のコアアップデートによって天国と地獄に分かれていますが、色々な情報を探ってみたり仕事で関わっているサイトや当ブログから簡単に分析などを行ってみました。

 

分析といってもGoogle側の意図を完全に読み解くのは難しいので、あくまでも参考程度にとらえていただければと思います。

順位が上がったサイト・ページの傾向

まずは順位の上がったサイト・ページに関してです。

 

順位が上がったことは良いことですが「なぜ順位が上がったのか」ということも理解していないと、サイトのハンドリングができなくなるので、今回のアップデートでどこが評価されたのかということをしっかり把握しましょう。

 

よく読まれいた古い記事が評価されている

前回のコアアップデートで順位を大きく落としたページが今回再度評価されてランクインするというものが多く見受けられました。

 

競合が順位を大きく落としたため相対的に評価されたという可能性もありますが、おそらく今までのページで蓄積されたパラメータが評価の要素として前回のアップデートよりも割合が少し増えたのではないかと思います。

 

サイトの権威性(ドメインオーソリティ)が重要になっているということは最近よく言われていますが、ドメインだけでなくページごとでもオーソリティ的な要素を取り入れるということなんでしょうか。

 

徐々に上がってきたページはこのタイミングで一気に上昇している

記事をリリースしてから少しづつジワジワと順位上昇していたものはこのタイミングで一気に上位へ食い込んでいきました。

 

ジワジワ上がっていたということは少なくともGoogleの意に反しないコンテンツだったということが言えるので、継続してページの作り込みをしていけば更に上位に上げることもできそうです。

無機質ではないサイト

これはお仕事で関わっているサイトに関するものですが、サイト作成に関わっている人や外部の方の写真など人の存在を感じることができるサイトは比較的順位に上がっている傾向がありました。

 

ブログなどでは顔出しはしなかったり、アフィリエイトに特化しているサイトは外注ライターに投げて無機質な感じになることが多々ありますが、逆に「この人が記事を書いています!」「運営者はこの人です!」という形で伝えているサイトは今回のコアアップデートで結構良い評価を受けています。

 

更新されたガイドラインにも「コンテンツを誰が制作しているのか」という部分が評価対象になることは明言していることもあり、Googleが考える「質の高いコンテンツ」は単純に読み応えのある記事だけではなく、信頼性の担保されているのか(要するに誰が責任を負うのか)を総合的に判断しているのでしょう。

 

今までもユーザーファーストという言葉は口酸っぱくGoogleは言い続けていましたが、今までよりもより明白に区別をつけるようになったわけです。

逆に順位が落ちたページは?

逆に順位を落としてしまったページはどのようなページはどんな傾向があったのか調べてみました。

 

セッション数がゴリゴリ落ちた状況をAnalyticsなどで分析するのは精神的に辛いものがありますが、この分析をしないとサイト全体に影響が及ぼすので必ずしないといけません。

 

数位落ちるの辛い。

情報が古くなっていたページ

順位が上がったページの傾向として比較的古い記事というものを取り上げました。

 

ただ、先程の古い記事はリリースしたタイミングが結構前だけど定期的にメンテナンスをしていたという記事です。

 

なので、放置したままの記事は今回のアップデートで一気に落ちました。

 

SEOでは検索クエリとタイトルの関連性により上位になるかというのがわりとシンプルなパターンなので、特にメンテンナンスもせずに上位に居続ける記事というのも珍しくはないでしょう。

 

しかし、今回はそのようなページにテコ入れが入りましたので、もし順位を大きく落としているページがある場合再度ページの作り込みをしましょう。

 

更新をしたからといって必ず順位が上がるわけではないですが、情報が古いままで記載をされている場所などがあればその部分が足を引っ張っている可能性も高いので。

 

単純に見にくいページ

画像が全くない、強調文がない、改行が全くされていないなどで単純にページが読みにくいものは数字が落ちました。

 

それはそうですよね。至極当然でございます。

 

Googleは画像などが適切な数・位置に配置されているのか、強調する部分も作っているか(strongタグなど)などでクロールする際に評価をしているはずなので、それが全くないページはユーザー的にも良くないとみなされるでしょう。

 

実際結構落ちました。

 

PCの順位ではなくモバイルの順位が極端に落ちたページ

現在PCとスマホの順位は別々で扱われいますあが、MFI(モバイルファーストインデックス)を強く訴えているためか、PCで上位でもスマホの方で順位が低いページはPCの順位にも影響を及ぼしている気がします。

 

これはデータで見たというよりは私の仮説的な部分が大きいですが、数字の変動があったページを全体的にざっと確認したらそんな傾向が見受けられました。

 

ただ、これはあくまでも私のサイトでそのようなケースがあったというだけで、他のサイトで同じ状況になっているかわかりません。

 

SSL対応やスピードアップデートも影響があるか

ChromeのアップデートによってSSL化をしていないサイトには保護されていませんという表示が目立つようになりました。

 

 

今後はもっと強調されるとのことです。

 

品質に関するガイドラインの中でもユーザーの安全が確保されているかという点が記載されていることもあり、SSLに対応することは少なくともマイナスになることはないはずです。

 

ただ、SSL化したからといって順位が上がるわけではないので、どちらかというと守りの施策となるでしょう。

 

むしろSSL化よりも直接的に影響がありそうなのはスピードアップデートの方です。

 

MFIを掲げているGoogleとしてはスマホでの無駄に読み込み時間が長いサイトは良い評価を出したくないでしょうし、ユーザーとしても読み込みが長すぎるとすぐに戻るボタンを押してしまいます。

 

こちらはGoogleから評価されなくなるだけでなくユーザーの離脱率が高くなってしまう影響があるので、スピードチェックなどで芳しくない結果が出た場合は早急に対応をすることをおすすめします。

 

 

最終的には「良いコンテンツ作れよ」になってしまう。

コンテンツSEOの話をすると最終的に「良いコンテンツ作れよ」って話になってしまうのですが、Googleが基準としている良いコンテンツが果たして本当にユーザーに沿っているかというのは断言できません。

 

良いコンテンツと評価する視点は人によって違いますし、Googleのアルゴリズムはその数値化できない部分を無理やり数値化しようとしているだけなので。

 

ただ、自分の書いた記事を少しでも多くの人に読んでもらいたいと思うなら現状ではGoogleの考えを理解してそれに沿った形でコンテンツを作るのが最適としか言えません。

 

そうなると逆にコンテンツとして中身がスカスカになる可能性もあるので難しいですが…

 

Googleがプラットフォームを牛耳っているのでGoogleの手のひらの上で踊らされることは仕方ないのですが、自分から踊るくらいの余裕をもって記事を作るのが精神安定的にも良いのかもしれません。

 

ただまあ最近は踊ってばかりで全然作業が進んでいないのですが。

 

完全にウィーン会議状態です。

 

 

作業は増えるされど進まず。

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