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連日新作発表
Microsoftは米国時間10月26日に、Appleは翌日10月27日に新作発表会を行いました。
両社ともクリエイティビティ溢れる新作ばかりだったので簡単に内容のまとめとそれの感想について書きたいと思います。
Microsoft
Surface Book
新型Surface Bookは目新しい部分はありませんが、着実にバージョンアップしています。
外観はあまり変化がありませn。
一部噂ではヒンジがなくなるんじゃないかという話もありましたが、新型でも健在です。
バッテリー駆動時間が最大16時間に伸びたり、GPUの性能が2倍になったことで、よりクリエイティブな作業がやりやすくなるという感じでしょうか。
価格は2,400ドルからということで相変わらずお高い買い物です。
ただ、旧型Surface BookとSurface Pro4の値下げを行うらしいので、これを機に旧型を買うというのもありかも…
Surface Studio
今回の発表会ではこれが一番の目玉でしょう。
とうとうSurfaceのデスクトップ版が登場しました。
iMacを意識してますね絶対。
一体型ですがかなりスリム
詳しいスペック等はこちらからどうぞ↓
Microsoft Surface Studio | Powerful workstation designed for the creative process
スペックは当然ながら高いんですが、なによりもタッチ操作対応と一緒に発表されたSurface dialがめっちゃかっこいいです。
ディスプレイを倒すことができますので、ペンでの操作がし易い角度へ調整することができます。
そしてSurface dial
これをディスプレイにくっつけることで色々な操作補助機能が追加されるとのこと。
これはiMac完全に潰しにかかってます。
「クリエイティブなのはMac」という話も今や幻想です。
WindowsでもAdobe製品は普通に使えますし、ソフトも豊富なため、ツールとして考えた時にMacにこだわる要素というのが昔ほど無いと感じていましたが、Surface StudioはiMacから結構乗り換えたいと思う人いるんじゃないでしょうか。
Creator Update
Windows10の大型Updateの発表もありました。
Windowsのプリインストールアプリである「Paint」が「Paint 3D」となったり、PowerPointも3D対応になったりなど、今までクリエイターの方が主に操作していた3Dという領域を一般ユーザーも気軽に楽しめるようにするようです。
3D絡みでいうと、Holo LensでEdgeを使うことでオンラインショッピングをする時に家具の配置をHolo Lens上で確認できたりなどできるようです。
なんという近未来
対応ヘッドセットはHP、Dell、Lenovo、ASUS、Acerから販売され、価格は299ドルとのこと。
安いしとりあえず一台購入するのもありですね。
Apple
MacBook Pro
出るか出るかと言われていた新型MacBook Pro
噂通りタッチパネルが搭載されています。
名前はTouch Bar
指紋認証も搭載
使うソフトによってディスプレイの内容が変わるので作業が捗りそうです。
絵文字
コピペなどのショートカット類
Final Cut Pro
新型発表によってMacBook Proは下記のラインナップになりました。
- Touch Barなし13インチ(従来のMacBook Pro同様のキーボード)
- Touch Bar搭載13インチ
- Touch Bar搭載15インチ
各ラインナップの詳しいスペックはこちらから↓
www.apple.com
今回物理キーはTouch Bar搭載によって廃止されたわけではないようです。
その他
その他にはApple TVの発表がありました。
Apple TV版のマインクラフトやテレビを観ながらTwitterをリアルタイムで表示できたりなどなど。
色々なコンテンツをシームレスに楽しむことのできるデバイスとしての内容が主だったところでしょうか。
新型MacBook Pro発表の一方で…
MacBook Airはそのうち消滅するだろうと言われてましたが、今回の発表の後、MacBook Airの11インチが公式HPから消えました。
現在は13インチのみという状態になってますが、いずれ13インチも廃止となるでしょう。
まあ、たしかにMacBook Pro Retinaモデルが発表されてから若干MacBook Airの「薄くて軽い」というメリットが薄くなりましたので、ラインナップの中でも空気感がありましたし…
ジョブズが封筒から初めてMacBook Airを出した瞬間の感動はすごかったので非常に感慨深い気持ちになります。
MacBook Airは間違いなく他のメーカにも多大なる影響を与えたラップトップでしょう。
ありがとうMacBook Air
さようならMacBook Air
2社の発表を見た感想
IT2大巨頭が連日新作発表をするということで、色々な情報が一気に飛び交うこととなり、整理が大変でしたが、一通り見た感想としては「未来を作るMicrosoft」と「無難なApple」という印象を受けました。
Appleは新型MacBook ProでTouch Barというタッチパネルをという機能を搭載してきましたので「おお!新しいMacだ!」と一瞬思いましたが、前日のMicrosoftの発表の方が正直魅力的でした。
Surface StudioとSurface Dialの組み合わせデモを始め、VRや3Dの分野でかなり精力的に動いている事を発表していたので単純に新製品の発表というだけでなく「今後の私達の生活そのものを変える」という可能性を感じる発表会となっていました。
Appleは最近無難なアップデートが多いので、来年くらいにはちょっと革新的な変化が欲しいところです。
特にiPad Proに関しては他のiPadと全く同じOSを搭載しているということで、いまいちポテンシャルを全部引き出せていない気がします。
iPad ProにはiPad Pro専用にチューニングされたOSを搭載して「MacBook以下iPad以上」という存在になってほしいなと願っています。
MicrosoftもAppleも好きな会社なんで是非今後もIT業界を引っ張っていって欲しいと思います。
皆さんは今回2社の発表をどう感じたでしょうか。
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