大型アップデートが来た
先日AdobeがPhotoshopやLightroomの大型アップデートを行いました。
特にLightroomの機能がどんどん良くなっていくので、Photoshopをいじる回数や時間が減っていきます。
選択範囲をキレイにマスク抜いてくれるのは本当にありがたい。
細かいアップデート内容とかは下記のリンクを参考に見てみてください。
studio9の中原さんは今まで色々とLightroom周りの便利な情報を発信しているので非常に勉強になります。
Lightroom Classic CCはカタログのアップデートが必要
今回のアップデートでLightroomはLightroom Classic CCとLightroom CCの2つに分かれました。
Lightroom Classic CCが従来のオフラインで使用できるLightroomなので、今までフォトグラファープランを契約していた方はほとんどClassicの方を利用するでしょう。
私もその一人。
今まで使っていたLightroomを起動してカタログを読み込ませると「Lightroom Classic CCを使うにはカタログのアップデートが必要です」と表示されるのでアップデートを行いましょう。
アップデートしないとLightroom Classic CCは利用できません。
複数端末またいで利用している人は注意
私は外付けストレージにカタログデータとバックアップを保存してPCでLightroomを使う時はそのストレージを挿して利用しています。*1
私は最初にカタログのアップデートを行ったのはMacBook Proだったので「デスクトップでも作業するかー」と思い、デスクトップでLightroomを起動すると再び「カタログのアップデートをしてください」の表示。
何も考えずに「ああ、またやんのか」と思ってアップデートをさせた先には壊れたファイルが待ち構えてました。
プレビューが一つも表示されず「ファイルがありません」の文字が並ぶ画面…
大本のRAWファイルは別途保存してあるので再度読み込めばいいですが、補正のデータとかが無くなるのは非常に面倒。
うわーやっちまったよ!っと焦りました。
「前回のカタログを開く」が引き起こした。
今回のような原因が起きたりゆうは「前回のカタログを開く」という設定につられて起きたことだったようです。
今まで使用していたかタログはMacBook Proでアップデートはしたのですが、どうやらアップデートされたら今までのカタログを上書きするのではなく、別ファイルとしてアップデートカタログが生成されるのです。
つまりストレージの中にはアップデート前とアップデート後の2つのファイルが保存されている形となります。
そのため、違うPCでLightroomを開くと前回開いていたカタログデータを参照する機能に引っ張られて、再び古いカタログデータをアップデートしようと認識してしまったということです。
一度アップデートされたカタログは使えなくなるっぽい
アップデートされるなら単純にアップデート済みのファイルが2つになるだけなのかというと、どうやらそれも違うらしい。
一見どちらも問題ないファイルのように見えますが、アップデートされた旧カタログから再度アップデートをかけて作った新カタログは、データが上手く引っ張れないようになっているようです。*2
こうして私が焦った現象へと繋がっていくこととなります。
一つのカタログを複数PCで利用している人はご用心
多分多くの人はLightroomのカタログ読み込み設定を前回開いたものを参照するような設定にしていると思いますが、もし複数PCでLightroomを利用しており、既にカタログのアップデートが済んだ後に違うパソコンでLightroomを起動する場合はちゃんとアップデートが完了したLightroom Classic CC対応のカタログを選んであげてください。*3
私みたいに「またアップデートかけんのかー」と適当な感覚でアップデートさせると、いざ作業しようとしたらエラー地獄っていうことになってしまいます。
結果的に大丈夫でしたが、非常に肝が冷えました。
焦ってカタログ作り直しとかしなくてよかったです。