PCがスティック状になる時代が来た
数年前からスティックPCという機種が少しづつ増えており、色々なメーカーが販売をしています。
いやー、すごいですね。
PCがポケットに入る時代です。
これがあればテレビ(またはディスプレイ)があればどこでも自分のPC環境で作業できるようになります。
素晴らしい。
こういう技術にはロマンを感じますね。
ということでスティックPCを購入してみることにしました。
どんなのがあるの?
スティックPCは意外と種類がありまして、スペックもそこそこ動かせるものから安価なものまで揃ってます。
有名どころはこんな感じ
Intel Compute Stick スティック型コンピューター Intel Core m3-6Y30搭載モデル BOXSTK2M3W64CC
- 出版社/メーカー: インテル
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: Personal Computers
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Lenovo スティックPC ideacentre Stick300 90ER0002JP / Windows 8.1 32bit /Atom Z3735F
- 出版社/メーカー: Lenovo
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: Personal Computers
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Diginnos Stick DG-STK1B(スティック型パソコン Windows 10)
- 出版社/メーカー: サードウェーブデジノス
- メディア: Personal Computers
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mouse パソコン スティックPC MS-CH01F Windows10/2GB/32G
- 出版社/メーカー: マウスコンピューター
- 発売日: 2016/02/18
- メディア: Personal Computers
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マウスやキーボードは基本的に付いていないので、何かしら繋げる必要はありますが、どのBluetoothは標準搭載されてますし、USBはだいたい1つ〜2つは最低付いているので、無線接続するのには困りません。
正直なところそれぞれの機種に差はあまりないのですが、強いて言うなら気になるのはファンの有無くらいでしょうか。
ストレージに関してはだいたい32GBか64GBとなりますが、そもそもスティックPCでがっつりファイルを保存しまくる人はいないと思いますので、あまり気にしないでいいでしょう。
CPUも殆ど機能的に差はないので気にしなくていいと思います。
ただファンの有無は気にした方がいいです。
ファンがある方が安定して使用することができるので、ヘビーに使おうとすればするほど差が出るところとなります。
とりあえずスティックPCを体験したかった
私がスティックPCを買った一番の目的は「とりあえずスティックPCを体験しよう」というものだったので、一番安価なものを選びました。
Diginnos Stick DG-STK1B(スティック型パソコン Windows 10)
- 出版社/メーカー: サードウェーブデジノス
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今はこれの後継機が出ているようですね。
Diginnos Stick DG-STK3(スティック型パソコン Windows 10)
- 出版社/メーカー: サードウェーブデジノス
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今買うなら新しい方が良いかも。
これと一緒に使っていたマウスとキーボードはこれ。
マイクロソフト ワイヤレス キーボード All-in-One Media Keyboard N9Z-00023
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2014/06/13
- メディア: Personal Computers
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これタッチパッドとキーボードが一体化しているやつなんで、使うUSBの差込口1つで済むんですよね。
打感は軽めなんで人によっては気になるかもしれませんが普通に使える範囲。
持ち運びを考えるともっとコンパクトなやつが良いでしょうけど、私は家のリビングでの使用を想定していたので、基本的に外には持ち運ばないつもりでしたので、そこそこ大きくても気にはなりませんでした。
家で使う分には良いキーボードだと思います。
実際にスティックPCを使って
私がスティックPCでしていたことは主に動画視聴です。
YouTubeやニコニコ動画を始め、hulu、dビデオ、Amazonプライムビデオなどで使ってました。
他にはブラウジングやOfficeソフトでの編集など。
あとsteamのホームストリーミングもやってみました。
できるかちょっと微妙かなーって思っていたんですがちゃんと動きました。
ちなみに動かしたのはOutlast
Outlast on Steam
グラフィックの設定は高くできませんが、中程度でしたら問題なくプレイできました。
大画面でのOutlastは大変怖かったです。
でも上記の中でdビデオだけは上手く動かなかったんですよね。
他の動画配信サービスは問題なく長時間再生できるのに、dビデオだけはカクカクで見るに堪えない状態でした。
dビデオってブラウザもChromeとMicrosoft Edgeに対応してないし、作りとしてなんか微妙なんですよね。
百歩譲って推奨ブラウザがInternet Explorerだとしても、シェア率の高いChromeとWindows10の標準ブラウザに対応してないとか、ちょっとどうなんですかね。
まとめ
後半はdビデオの愚痴になってしまいましたけど、私が想像していた以上にソフトを動かすことができたので、良い意味で裏切られたと思いました。
今はまだスペック的にもあまり高くないものが多いですが、そのうち数年前のノートPCと同じレベルになるとしたら、PCを活用できる場所が一気に増えたりして面白いかなと。
テレビに差して使うタイプのものは他にもGoogle Cast(旧Chrome Cast)やAmazon TV、Apple TVなどがあります。
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/10/28
- メディア: エレクトロニクス
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スティックPCとこれらで決定的に違うのが「PCである」ということです。
PCであるが故に出来ることは無限大なわけです。(当然スペック的に厳しい作業はありますが)
ちょっと気になっているなと考えている人は、とりあえず一番安価なスティックPCを買ってみるというのもありかと思います。
通常のPCと比べると低スペックとはいえ、1万円を切る価格でPCを買えるのですから、コストパフォーマンスはそこそこ高いと言えるのではないでしょうか。