※記事後半に日本国内版に関する追記あり
MicrosoftからSurface3の後継機が発表
Surfaceシリーズはなかなか調子が良いようでしてSurface Pro、Surface Book、Surface Studio、Surface Laptopと4つのラインナップをメインに展開しています。
しかし悲しきかな10インチの無印SurfaceはSurface3から全く更新がなくSurface3大好きマンとしては非常に悲しい思いをしていたわけです。
そんな時にいよいよMicrosoftからSurface3の後継機にあたるSurface Goが発表!
スペックとか既にYouTubeで配信されてる公式動画、ハンズオン動画などを見る限り「Surface3ユーザーなら買い替え待ったなし、iPad Proで無理やり仕事している人も買い替え待ったなし」というレベルのものに感じました。
気が早いもので既に買う気満々なのですがまだ日本のMicrosoftストアではSurface Goが表示されていないので北米のMicrosoftページへ飛んでスペックなどを確認してみました。
Surface Goのスペックなど
ざっくりとSurface Goのスペックを説明します。
ディスプレイ:10インチ 1800 × 1200 3:2
重量:522g
CPU:Intel® Pentium® Gold Processor 4415Y
グラフィック: Intel® HD Graphics 615
ストレージ:64GB/128GB SSD
メモリ:4GB/8GB
バッテリー:9時間のビデオ再生
顔認証:あり
端子類:USB-C×1、ヘッドホンジャック、 Surface Connect port、microSD
LTEモデルもあり
スペックを見る限りSurface3と比べてかなり良くなっています。
特にCPUとかメモリは嬉しいですね。
インテルの4415YというCPUはMacBookよりもちょっと低い程度みたいなので割と頑張れそうです。
OpenCL benchmarks: Upcoming $400 Surface device vs. MacBook 2017 ($1300). pic.twitter.com/pWx05lYjZM
— Mouni Reddy (@mechMouni) 2018年7月4日
そしてメモリ8GBモデルが登場したことによってかなり快適度が変わりそう。
今の時代8GBないと人権が無いレベルですから4GBモデルはかなり割り切って使う方以外には厳しい環境になるでしょう。
とはいえ、今回CPUがスペックアップしてるのでウェブ閲覧、ウェブアプリ中心であれば意外と快適なのかもしれません。
Surface Goのラインナップ
Surface Goのラインナップは2種類です。
64GB/4GBモデル 399ドル
128GB/8GBモデル 549ドル
64GBの方安すぎやしませんか。4万円ちょっとで変えてしまう手頃さ素晴らしい。
128GBになると微妙に割高感も出てくるでしょうか。
ここまで来ると型落ちのSurface Pro4の中古なども見えてきてしまうのでサイズが小さい方が良い方はSurface Go、同程度の値段でスペックももう少し欲しいという方はSurface Pro4を選ぶのが幸せな道だと思います。
キックスタンドが段階式じゃない!
Surface3の弱点としてよく上げられるキックスタンド問題ですが、Surface Goは段階式ではなくSurface Proと同様に自分の好きな角度で調節が可能となっています。
最大で165度まで対応可能なようです。
正直スペックとかよりもこっちの方が個人的には嬉しい部分かもしれません。
Surface Goの登場によりSurfaceシリーズは盤石の布陣となった
Surfaceシリーズが登場当初から言われているのがiPadとの比較ですが、Surface Goの登場によって完全にAppleと殴り合い状態です。
Surface Goの内容は素晴らしく多くの方が買いそうな気がするのですが、かと言って対抗馬のiPad Proがだめかというと決してそうではありません。
まだ、全く触ってないので推測ですが、おそらくSurface GoのペンはiPad Proには書き心地としては劣ると思いますので、タブレットをメモやノートとしてヘビーに使いたいという方はiPadの方が良いです。
しかし、例えばビジネスマンで「外出先でもある程度サクサク動くマシンがほしい。でも重いのは嫌だ」という方はSurface Goが良いでしょう。
最近は「業務をiPadでこなすのがスマートだ」という会社もあるので無理やりiPadを使わせようとしているところもありますが、そもそも業務自体がiPadでできるように最適化してないとストレス溜まるだけですし、取引先とのやり取りを頻繁に行う方には間違いなくWindowsのフルOSが入っているSurface Goを選ぶべきです。
純粋にタブレットとしての完成度はiPadの方が高いのですが、仕事の領域に足を突っ込んでくるとまだまだ弱い印象が拭えません。
私は現在モバイル用のメイン機としてMacBook Proを使っていますが、その更にサブ機としてSurface Goは良さそうです。
USB-Cに対応してますしモバイルバッテリーで電源供給とかにも対応してたら最高ですね。
間違いなく最高のモバイル端末となるでしょう。
※参考
Microsoft USページ
YouTube Microsoft公式
追記:日本国内版が発表されました。
日本でもSurface Goが正式に発表されました。
価格は64,800円~となるようです。
想像していた異常に高い設定ですね…
法人向けや教育機関向けのラインがギリギリ買おうと思うレベルですが、64,800円はやばい。