一眼を買っても今まで一回もメンテナンスに出したことのない人って結構いるんじゃないでしょうか。
私もフルサイズに手を出すまではあまりメンテナンスをするという意識はなかったのですが、流石に高い金払って買ったものを外でブンブン振り回すわけで、最近は定期的にメンテナンスに出しています。
今回はそんなメンテナンスの話
メンテナンスの必要性
ダスト
私はスナップ撮影が中心ですが、広角気味で撮る時は絞りをF8〜F11の間にして撮ることが多いです。
そんな時に現れるのがセンサーダスト。
こんな感じに写っちゃいます。
※わかりやすいようにコントラストを強めに編集しています
結構はっきり写ってますね。
ソフトの方でゴミ除去機能を使ってごまかすって方法もありますが、数十枚、数百枚ある時は全部にその処理をするのは面倒ですし、何よりも処理をするにも限界があります。
こんな時はさっさとセンサー掃除をしちゃいましょう。
自分で頑張ってみる
センサーの掃除というと専門家じゃないとできないんじゃないか…と思うかもしれませんが、意外とそうでもないです。
メジャーなやり方はRICOHから販売されているセンサー掃除キットを使うというもの。
PENTAX イメージセンサークリーニングキット O-ICK1 39357
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: Camera
- 購入: 8人 クリック: 121回
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これは単純なもので、先端に粘着性のある棒をセンサーにくっつけてゴミを取っちゃおうという仕組み。
先端に着いたゴミは別途付属している粘着シートで取り除いて再度使用することができる状態になるので、作業は「①棒をセンサーにつける→②棒のゴミを取り除く→①→②」というのをゴミが無くなるまで繰り返します。
一回ですぐに取れるゴミもあれば、何回やっても全然取れない頑固なものもあるので、そこは根気よく続けましょう。
ちなみにホコリが舞っていないような状況でやらないと取っても取ってもセンサーにゴミが入ってくるので作業環境には気をつけてください。
このクリーニングキットは価格もそこまで高くないですが、ゴミ除去シートがなくなるまで使える仕組みとなるので、頻度が多くなければ1年位は持つんじゃないでしょうか。
サービスセンターに持ち込む
これが一番無難です。
技術費や交通費、持ち込みをするまでの時間などが必要ですが、確実にセンサーはきれいになるはずです。
実は私は一回RICOHのクリーニングキットで掃除してたら、逆にセンサーダストが悪化して結局メーカーのクリーニングに出した事があります。
当然、帰ってきたときにはゴミひとつない綺麗な状態です。
保証期間外の場合はセンサー掃除の料金は発生しますが、それでも1,000円〜2,000円の間が多いと思うので、積極的に使っても良いサービスだと思います。
ピントが合わない
これは別にその人の撮影技術が悪いとかそういう話ではなく、ピントがどうしてもずれるという胡椒のことです。
初期ロットボディや中古ボディを買った際にたまに聞く話ですが、これはもう自分じゃどうにもならないのですぐにサービスセンターに持ち込んでください。
ピントが合わないなんてカメラとして致命的ですからね。
ちなみに致命的にピントが合わないだけじゃなくても、なんとなくピントがずれるという場合でもピント調整という形でサービスセンターに微調整してもらうことも可能です。
定期的なメンテナンスはカメラの寿命を延ばす
センターに持ち込むと上記のようなダストやピント調整をはじめ、カメラやレンズの全体の簡易クリーニングをしてくれるプランがあったりします。
Nikonの場合はおまかせ定期メンテナンスというプランがあります。
こんな感じの包括的に行ってくれるメンテナンスを半年に一回とか年に一回するだけでカメラ寿命は結構持つようになると思います。
中に入ってしまったゴミがそのままめんどくさいゴミになる前に処理をしてしまった方が良いと思うので。
あとは、自分が気がついていなかったけど実は異常だったという部分が見つかったりします。
私もこないだPENTAX KPに早速ダストが発生したんで新宿のRICOHサービスセンターに持ち込んで掃除してもらいました。
保証期間内だったので無料です。
いざという時にカメラのコンディションをMAXに持っていくためにも数時間・数日手放してでもメンテナンスは絶対におすすめしたいです。