先日こんな記事を書きました。
ほぼ衝動買いでZenpad3を買ってしまいました。
この記事の中で「買ってしまったので自動的にZenfone3 UltraとPhab2 Proは購入見送ります」と発言してます。
すまない。
嘘なんだ。
記事を書いた数日後にあっさりZenfone3 ultraを買いました。
ガジェット好きの「○○は買わない」というのはフラグなんだ。
自分の生活に必要ないとか実用的じゃないとかを差し置いて新製品を買ってしまうのがガジェット好きの性質なので遅かれ早かれいつか買うんだからいつ買っても同じだよねと自分に言い聞かせながら常に買い物してます。
ということでZenfone3 ultraのレビューをします。
今回は端末の基本性能とか使用感、残念な点などについて、次の記事でカメラ性能の比較撮影する。
ZenFone3 ultraの使用感
サイズ
6.8インチということもあり当然情報量が多くなります。
久しぶりにこのサイズのファブレットを買ったので非常に懐かしく感じました。
サイズは大きいですが端末自体はコンパクトに設計されているので持った感じは「でかくて持ちにくい」と思いませんでした。
ただ、背面のコーティングがサラサラしていて滑りやすいので薄いクリアケースなどを使うとグリップ感がまして持ちやすさが格段にアップします。
処理速度
CPUはQualcomm® Snapdragon™ 652
メモリは4GBということもあり、カクついたりしてストレスが溜まるということはありません。
3D系のゲームもサクサク動きます。
ちなみにベンチマークテストの結果は下の画像の通り
【Geekbench】
【Antutu】
そこそこ良いスコアです。
Zenpad3と比較するとシングルコアはほぼ同等ですが、マルチコアに関しては500位Zenfone3 ultraの方が高いです。
AntutuのスコアもZenfone3 ultraの方が約9,000位高い。
基本性能はZenfone3 ultraに軍配が上がるんですかね。
ディスプレイ性能
ディスプレイは1,920×1,080のFHD
コーティングはGorilla Glass4ということで強度もそこそこ。
ただ、やっぱり傷がつくの怖いので保護フィルムは貼りますが…
ASUSの公式HPによると「最新の4KウルトラHD TVと同じディスプレイ専用プロセッサを搭載した世界初のスマートフォン」とのこと。
確かにディスプレイは非常に綺麗で写真や動画を見る際に他のディスプレイで見るよりも綺麗に(彩度少し強めで)映してくれています。
画面占有率も79%と高めなので没入感はそこそこあります。
その他良かった点
指紋認証
指紋認証を搭載している端末は増えてきました。
Zenfone3 ultraも漏れずに搭載されています。
ちなみにZenpad3には搭載されてませんでした。
指紋認証の感度もなかなか良いのでSAMURAI KIWAMIの時のような指紋を感知してくれなくてイライラするということは今のところありません。
やっぱあると便利です。この機能は。
付属のスピーカーがなかなか良い
ZenFone3 ultraはハイレゾ対応端末となっています。
おまけにハイレゾ対応のイヤホンが付属しています。
ASUS 純正 イヤホン ZenEar S (ハイレゾ音源対応) ホワイト 90AC0220-BHS001
- 出版社/メーカー: Asustek
- 発売日: 2017/05/11
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
これが結構高級感があって使用感が良いです。
音も重低音の響きとか広がりがよく聴こえるので今現在私が使っているイヤホンより完全に良い商品です。
定価で買ったら5,000円相当のイヤホンがスマホに付いてくるなんて太っ腹。
これが付いてくるとは知らなかったので嬉しい誤算となりました。
マルチタスクボタンのショートカット
スクリーンショットを撮る方法というのは端末によって多少誤差ありますが、だいたいの端末がボリュームキーの下と電源ボタンの同時長押しというのが多いのではないでしょうか。
これたまに失敗してロック画面に戻っちゃう時とかあるんですよね。
ただ、Zenfone3 ultraは(もしかしたASUS端末全般かもしれませんが)マルチタスクボタンの長押し時のショートカットでスクリーンショット撮影を割り振ることができます。
これが意外と便利。
私は結構スクリーンショットを使う機会が多いので指一つで簡単に撮影できるのは非常に助かってます。
設定場所は設定画面→ASUSカスタマイズ設定に画面を移動し、マルチタスクボタンの項目で設定します。
バッテリー持ち・急速充電対応
端末が大きいということもありバッテリーは4600mAhという大容量。
1日触っていてもバッテリーには余裕があります。
また、急速充電に対応しているので出かける前にちょっと充電すればそこそこ回復できます。
Zenwatch2もそうですが、最近のASUSの端末は急速充電対応が多いですね。
非常に助かります。
ちなみにZenfone3 ultraをモバイルバッテリーのように他の機種を充電することもできるようです。
私はしたことありませんが。
USB-Type-C
最近少しづつ流行りだしたUSB-Type-C。
PCでは搭載されているものは限られていますがモバイル端末では着実に増え始めています。
いつも端子類の規格が変わると不満とか色々出るのが世の常なものでUSB-Type-Cに関してもなかなかまだ難しい状況。
ただ、個人的には指し口の向きが無いというUSB-Type-Cは好きです。
AppleのLightningケーブルも同じですが、とりあえず差し込んじゃえばOKというスタイルなので向きが違うため差込口に入らないというイライラから開放されます。
いざ使い始めるとこれまで結構イライラしてたなと改めて気が付きました。
特にスマホは充電する回数がタブレットに比べて多いのでその恩恵は大きい。
USB-Type-Cはもっと普及してほしいです。
微妙な所
スピーカー
ZenFone3 ultraはディスプレイ関係だけではなく音の面でも結構アピールしています。
色々と書くのが面倒だったので公式HPのキャプチャを載せましたが、ハイレゾにも対応してサラウンドも凄いんだよという感じですかね。
でも実際に使ってみて音に関しては不満ありです。
ZenFone3 ultraはスピーカーが端末下部にしかないんですよね。
iPhoneと同じ作り。
なのでイヤホンなどで聴いている時はいい音なんですが、端末についてるスピーカーから音を流すとただ音のでかいモノラルという感じです。
最近はスピーカーを上下に搭載している端末も増えてきたのになんでそれをしなかったのか。
ここまで音に関してプッシュするなら上下スピーカーにするべきだろうがというツッコミをせざるを得ません。
上田次郎こと阿部寛から「なぜベストを尽くさないのか」と言われてしまいますよ。
私はベッドに寝っ転がって動画見たりすることが多いので、その際に音の出る方向が片方だけというのは違和感を感じますし、スピーカー面が布団と接地するような姿勢の場合は音が塞がれてしまい聞こえなくなるという事もしばしば。
ZenFone3 ultraは画面サイズ大きいんだから動画を見る人が他の端末よりも多いだろうということは想定しているはずですがなぜかこの仕様。
もし後継機出すとしたらスピーカーは改善してほしいですね…
異常に大きいシャッター音
またしても音関係ですが、この端末はカメラのシャッター音が異常なまでに大きいです。
日本仕様のスマホは盗撮防止のためにシャッター音が必ず鳴るような設定になっていることが殆どのため、音が鳴るということ自体には抵抗ないのですが、いかんせん音が大きすぎます。
音が大きすぎて若干下品です。
例えば一眼レフのようなしっかりとしたカメラが出すシャッター音というのは撮影者のリズムを作るためであったり、ボートレートなら被写体に「自分は撮られているんだ」ということを意識させるためとか色々あるんですが、スマホカメラの使用用途は基本的にパッと出して撮影したらすぐしまうorSNSに投稿という使い方が多いでしょう。
しかし、音がでかすぎるが故に躊躇してしまうレベル。
無音カメラとかアプリを使うって方法もありますけど、できれば端末に搭載されている純正アプリで撮りたいなという。
音量サイズでいったらiPad Proでスクリーンショット撮った時と同じくらいでしょうか。
周りにいる人が少しビクってなります。
※2017/4/30追記
ZenFone3 ultraがAndroid7.0になったタイミングでカメラのシャッター音がかなり小さくなりました。
スピーカー部分を指で塞いだらほとんど聞こえません。
ZenFone3 ultraの不満点としてかなりウェイト占めていた事柄だったので、この改善はかなり嬉しい。
音量ボタンの位置
これは賛否両論かも。
ZenFone3 ultraは音量ボタンが端末背面部分にあります。
殆どの端末は電源ボタンと隣り合う形で配置されていることが多いのですが、今回背面につけられているのは設計上の問題なのでしょうか。
それともデザインを考えてあえて背面にしたとか?
この背面音量ボタンは個人的には少し使いづらいかなと思いました。
カメラで撮影する時には音量ボタンでズームやシャッターの割当ができて、押しやすい位置にあるので良いかなと思いましたが、普段の音量調節では若干の使いづらさがあります。
ただ、不満爆発かというとそこまでではなくそこまでストレスはないです。
どちらかと言うと個人的にはスタンダードな形の音量ボタン配置が好きかなという話であって、これは完全に好みの問題ですね。
完成度が非常に高いファブレット
Xperia Z ultraと比べてかなり進化しているファブレットだと感じました。
まあ、数年経ってますしスペックの向上は当然といえば当然ですが。
というか今思えばXperia Z ultraの完成度が恐ろしく高かったのだと気づきました。
未だに使い続けている根強いファンの方はいますし。
ただ、Xperia Z ultraはカメラフラッシュがついてないんですよね。
これ結構困りました。
一応ISOを上げて撮ることもできますが流石にフラッシュは欲しいです。
今回年末の勢いで購入してしまいましたけど結果的に購入して満足です。
Zenpad3の出動回数が一気に減りましたのでおそらく近々ドナドナします。
短い間でしたがありがとう。
次はカメラの写りなどを色々試したり比較したりしようと思います。
一応カメラ機能も充実はしているようなので比較結果が楽しみです。
その2↓
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