PENTAXから新しいボディの発表
突如(私が知らなかっただけかもしれませんが)PENTAXからKPという新ボディが発表されました。
www.ricoh-imaging.co.jp
発売日は2月23日。
見た目はNikon DFのようにフィルムカメラ時代を彷彿とさせる作りとなっています。
簡単なスペックに関しては下記の通り
- センサーサイズ:APS-C
- 有効画素数:約2432万画素
- 感度:100~819200
- 手ぶれ補正:SRⅡ(ボディ内5軸手ブレ補正)最大約5段分
- ローパスフィルター:無し
- 視野率:約100%
- 倍率:約0.95%
- 輝度範囲:EV-3~18
- AFエリア:27点
- シャッタースピード:[メカ:1/6000~30秒][電子:1/24000~30秒]
- 連写枚数:最高約7コマ/秒
- 内蔵フラッシュ:有り
- 動画サイズ:FullHD、HD
- バッテリー:[フラッシュ50%発行:約390枚][フラッシュ無し:約420]
- 外形寸法:約131.5mm(幅)×101mm(高さ)×76mm(暑さ)
- 重量:約703g(バッテリー、SD含む)
結構てんこ盛りです。
特にISOの819200ってもうよくわからないです。
そこまでISOを上げる状況ってなんなのか。
ブラックホールにでもいるの?ってレベルです。
KPはスペック、見た目が素晴らしいんですが、何より店頭予想価格が13万後半というのが素晴らしい。
内容の割に安いです。
発売してからしばらくすれば値段が落ち着いて11万~12万円台で帰るようになるんじゃないでしょうか。
既存のPENTAXユーザーはもちろん、私のようなレンズ資産が0のユーザーでもPENTAXデビューし易い価格設定となっています。
夜スナップボディを求めて
私は夜スナップが好きです。
夜スナップをする場合まず考えるのがボディの高感度耐性。
そして次に手ぶれ補正などなど。
メイン機のD800は昼向けですし、GX8は手ブレ強力ですがどうしても動体ブレが起きるレベルまでシャッタースピードを下げなくてはいけなかったり頭を抱えていました。
現状考えていたのがマイクロフォーサーズ機材を整理して夜スナップ用としてD750かNikon DFを買おうかなと考えていたわけですが、若干DFが優勢でした。
レトロ調のボディは比較的好きですし、スナップ撮影となるとそこまで画素数を求めないことが多いです。
Nikon DFは性能も画素数は約1625万画素と昨今のボディとしては少し控えめですが高感度耐性が高く、私は夜スナップ用としてうってつけ。
暗所での万能さではD750が勝つと思いますが、なんとなくDFかなーと考えていました。
そこに今回のPENTAX KPが発表。
完全にメインターゲットが変わりました。
しかし、今回発表されたPENTAX KPは有効画素数はDFよりも遥かに高い上、高感度耐性もDFより上。
センサーサイズがフルサイズとAPS-Cという違いはありますが、流石に12800までのボディと819200まで上げられるボディの2つがあってノイズ処理の綺麗さで後者が負けるというのは考えにくいです。
もし負けたら「なんでそんな数字まで設定したんだよ」と総ツッコミ受けます。
スナップ撮影がメインで、しかも夜にすることが多い私としては手持ちで昼とほぼ変わらないリズムで撮影できる機材というが非常に欲しいのです。
Nikon DFが気になりつつも購入できなかった一番の理由がEV-1~という部分。
高感度耐性高いのに暗所AFが使い物にならないというレビューが多数あったので夜スナップで使えるのか非常に困ってました。
それに対してPENTAX KPはEV-3~ということなので暗所AFはそこそこいけます。
これだけでDFではなくPENTAX KPを購入したくなります。
現在公式HPで作例を見ても最大ISO3200というところで6400とか12800とかで撮影されている作例はまだありません。
一応PENTAX KPの製品ページ特徴1という高感度に関するページでISO800・ISO12800・ISO51200・ISO204800の比較が見れますけど、これは画像サイズ小さいしあくまでも参考程度かも。
でも、これを見る限り12800でノイズ全然乗ってないんですけど…
なにこれすごい。
きっとCP+までに追加作例出てきますし、実際にCP+でいじってみて購入するか決めようと思います。
PanasonicからGH5の正式発表もあったしCP+前はカメラ情報整理するのが忙しいですね。
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