悲劇と次なる端末
私はスマートウォッチとしてMotorolaのmoto360を購入しました。
快適に使用していたのですが、ある日突然悲劇が…
起動しなくなった
ある日ファクトリーリセットのような動作を突然発動した後に起動をしなくなりました。
電源を押しても画面は暗いままで何も表示されず、バイブレーションが電池が切れるまで一定間隔で震えるという謎現象。
色々と解決策を調べたんですけどダメでした。
しかも運が悪かったのが、今回の並行輸入で購入したことでした。
Amazon経由だったので、不具合発生が1ヶ月以内なら返品交換も可能だったのですが、この現象が起きた時は1ヶ月半位使用していた状態だったので、対応もしてもらえず泣き寝入りです。
いま私の部屋に文鎮と化したmoto360が転がってます…
Motorolaのサポートにでも連絡したら修理してくれるんですかね。
でも平行輸入だし対応してくれるか微妙な気がする。
もう普通の時計に戻れない
一度スマートウォッチを使うともう普通の時計に戻れません。
スマートウォッチ自体でできることがまだ少ないとはいえ、その少しのことができないことへのストレスが半端ないのです。
ということで、次なるスマートウォッチを探すことに。
当初は同じmoto360をまた購入しようかなって思ったんですが、いきなり不具合が出たということもあり、心理的にちょっと違う機種を使いたくなりました。
HUAWEIかASUSか
候補でまず頭に浮かんだのがHUAWEIでした、もともとmoto360を買う時にもHUAWEI Watchで悩んでいたので、第1候補としてはHUAWEIがまず挙がりました。
consumer.huawei.com
次に候補として出てきたのがASUSのZenWatch2です。
ZenWatchはmoto360やHUAWEI Watchと違って四角い形です。
どっちにしようかなーって結構悩んだんですが、最終的にはZenWatch2にしました。
予算的なこともあるんですが、ZenWatch2には急速充電版があると知ったので、それを体験したかったというのもあります。
実際にZenWatch2を使用してみて
購入はASUSの公式HPから購入しました。
moto360よりも大きいディスプレイだったので、結構目立つかなーって思ったんですが、意外と収まりは良かったです。
シルバーモデルを買ったのでぱっと見は普通の時計です。
動作に関しては特にカクカクすることなく快適に使えてます。
というか電池持ちが素晴らしいです。
1日半〜2日は持つので、そんなに頻繁に充電はしてません。
しかも急速充電が本当に早いです。
だいたい30分〜45分充電したら100%まで充電されます。
このくらい早く充電できるなら、外出するちょっと前の時間に充電するだけでいいので、電池に対してあまり気にすることもなく、精神的にmoto360を着けている時よりも楽です。
動作でちょっと気になることはmoto360の時と比べてGoogleマップ のナビの反応が微妙に悪いということでしょうか。
moto360の時はリアルタイムで克明に自分がいる位置を更新していたのですが、ZenWatch2は少し移動したら更新、少し動いたら更新という感じの反応です。
これは機種によって違うのか、何かGoogleマップの設定を変えれば直るのかちょっと模索してます。
色々とmoto360とZenWatch2を比較してみて
使用期間は短いにせよ、ZenWatch2を買う前にmoto360を使っていたので、その使用感の比較をしたいと思います。
外観に関しては丸型と四角型とタイプが違いますが、これは基本的にそれぞれの好みなのでここではあまり言及しません。
結論から言うとスマートウォッチとしての完成度はmoto360の方が上です。
ただ、便利さはZenWatch2。
これはちょっと直感的な部分が大きいのですが、moto360を使用していたときの方が「しっくりする」という感じです。
なんとなく時計として完成している感がありました。
また、ZenWatch2には心拍数を測る機能がないので、ジムで筋トレやランニングマシンを使ってる時はワーキングとして認識されなかったりなど、ウェアラブルデバイスとしては今一歩足りない部分があります。
moto360を使っている時は心拍数から消費カロリーなども計算されるので、1日中着けていれば日常生活時の消費カロリーと運動時の消費カロリーを合算して総消費カロリーを計算してくれます。
この辺は他のAndroid Wearより安いこととの引き換えでしょう。
ただ、上記のように便利さはZenWatch2です。
バッテリー持ちはmoto360よりもはるかに良いですし、充電時間も短いです。
これはかなり利便性としては高いです。
スマートウォッチはバッテリー面で通常の時計とはかなり不利ですが、急速充電はそのギャップを埋めるには十分です。
充電時間が短いと画面の焼きつき問題も気にすることはなくなりました。
moto360は結構充電中の画面焼きつき問題が話題になっていたので、充電中は必ずシアターモードを起動していましたが、ZenWatch2は充電時間そのものが短いので、そのまま充電をしています。
結局ZenWatch2を買ってよかったの?
買って良かったです。
色々と書いたように、急速充電がとにかく便利なため、スマートウォッチの中でも運用のしやすさはトップレベルだと思います。
ただ、気をつけて欲しいのが、急速充電に対応してないモデルも販売されていたので製品モデルを確認してから購入してください。特に中古は。
BQCっていう表記がされているものが急速充電モデルです。
どうやらBattery Quick Chargeの略らしい。
他のスマートウォッチと比べても比較的安い部類には入るので、スマートウォッチデビューには良い機種だと思います。
最近Googleが純正のAndroid Wearを発表するんじゃないかとか言われてるのが非常に気になります…
安かったら買っちゃうかも。