インフラとして考えるメッセンジャーアプリ〜LINEって実は使いにくいのでは?〜

メッセンジャーアプリ・サービスのインフラ化

東日本大震災以降、メッセンジャーアプリやSNSが生活の一部として深く関わってくるようになりました。

それまではSNSとしてある程度普及していたのはFacebookやTwitterでしたが、Facebookならまだしも、正直私の周りにTwitterをしているという人は今よりも遥かに少なかったと記憶してます。

それが今では完全にインフラ化してますね。

特にLINEは「え?LINEやってないの?宗教上の理由?」と言われる勢いです。

私も家族や友人も軒並みLINEを使っているため連絡がかなり楽になりました。

また、既読やスタンプなどもあるので通常のメールよりもやりとりが楽しいと思う反面LINEに対する不満などもあるのは事実です。

LINEのどうにかしてほしい所

①複数端末でのアカウント共有ができない

LINEは携帯番号と紐付いてアカウントを生成し、番号1つにつき1アカウントのため、複数端末で同じアカウントが共有できません。

これは正直「スマートフォンを複数台持ってるあんたがおかしい」とツッコミ受けるかもしれませんが、実は結構これで困っている人は多いんじゃないかと思います。

②MVNOだと年齢確認(年齢認証)ができないものもある

基本的にLINEは3大キャリアと契約しているSIMじゃないと年齢確認ができません。

格安SIMと言われれうようなMVNOを使っている人だとその機能がロックしまっております。

つまり、年齢確認ができないと「ID検索」で友達の追加ができなのです。

別になくても困らないのですが、いざ使うタイミングが来た時に使えないというのはモヤモヤします。

2021年からMVNOでも年齢認証ができるようになった!

いままでは上記のように3大キャリアにのみ年齢認証の機能が開放されていましたが、2021年3月18日からMVNOでも可能になりました。

ただし、全部のMVNOで可能になったわけではなく、現時点で利用可能となっているのはmineo、IIJmio、イオンモバイルとなります。

今後ももっとMVNOでも年齢認証ができるように広がると思いますが、これまで慎重な姿勢だったので開放されるサービス先はそこまで広がる気がしません…

 

③タブレット用アプリがiOS版のみ

iPadはLINE for iPadというアプリがあるため、携帯のアカウントをタブレットでも使用する事ができます。

しかし、AndroidはiPadのようにタブレット専用アプリがありません。

これが一番地味に嫌でした。

私は現在iPad Proを買うまでnexus9をメインタブレットとして使用していたため、この問題に思いっきり直面したのです。

家にいる時は基本的に携帯は放置してタブレットでSNSを見たり、メールを確認したり、雑誌読んだりなどをするため、LINEがタブレットで使えないと通知に気がつかないという事が多々起こりました。

「携帯を常に持ち歩いて!」って言われるんですけど、なんか精神的に拘束されてる感があって家にいる間くらいは放置したいんですよね。

④1つの端末で複数アカウントの管理ができない

これはそもそもLINEが携帯電話1つにつき1アカウントという考えでサービスを提供しているので「そりゃできないよな」というものです。

でもプライベート用のアカウントと別にもう1つ作りたい事情とかあるじゃないですか。

そういう時に困りますよね。

⑤端末変更をする時のメッセージ消失リスク

私はしたことはないですが、周りでは今までのメッセージがなくなってしまったというのは結構聞きます。

友達リストは引き継げたものの、トークのバックアップを取っていなかったのでトーク履歴が全部消えたなどです。

自動バックアップなどの機能がありますが、そもそもトーク履歴は別にバックアップが必要ということを知らない人もいますし、何かのタイミングでバックアップがオフになってしまっていたらトーク履歴をサルベージできなくなってしまいます。

なんでもないトークなら別に消えても気にならないですが、思い出のつまった内容とかが消えるとダメージが大きいです。

本気で凹むものもあるかもしれないです。

PCであれば複数のアカウントで運用はできなくもない

PC版のLINEはインストールをするタイプが基本となりますが、Chromeの拡張機能版もリリースされています。

この両方をダウンロードするとインストール版とChrome版の2つが共存することができるので、それぞれ別アカウントの情報を入れればログインを分けることができます。

 

ただ、そこまでしてアカウント分ける必要があるのかどうかというのは考えものですが。

やはり、アプリで簡単に分けれられるようにするのが楽なんですけどね。

世界のメッセンジャーアプリから比較するLINE

ちょっと余談です

日本ではLINEは不動の地位を得ていますが、世界規模で見ると利用者は少ないほうです。

WhatsAppFacebook Messengerがトップを走り、その下をQQモバイルWechatという中国系サービスが続きます。

韓国ではカカオトークのシェア率が高いですね。

また、最近ではSnapchatも急激にシェアを伸ばしています。

日本でもカカオトークはわりと初期にリリースされましたが、今はLINEにユーザーを取られてしまった印象です。

LINEは日本の他、東南アジアの国で少し使われている程度なので、意外とユーザー数は少ないです。

正直日本以外では普及してないと言えるでしょう。

メッセンジャーアプリはユーザーの囲い込みをする事が一番大切なので、既に大手サービスが根付いている欧米や北米に今からLINEを普及させるというのは無理があります。

LINEはユーザー数をもっと増やすという方針ですが、日本の人口が減っており、海外への参入も難しいかも現状から考えるとなかなか厳しい状況なのではないでしょうか。

つい先日に上場発表されたけど、先行きは結構不安かも…

音楽ストリーミングもLINE MUSICよりGoogle Play MusicやApple Musicの方が盛り上がっていますし…

私的な見解となりますが、LINEが生き残るには本当の意味で「日本のインフラ」となるサービスの展開が必要になるのではないでしょうか。

単純にメッセンジャーアプリとしてしか利用されない状況ならいつか取って代わられる可能性が非常に高いです。

じゃあLINE以外で何を使いたいか

私が今後メインで使いたいと考えているサービスは主に3つあります。

①Facebook Messenger

②Skype

③Instagram

この中だと最近LINE以外で一番メッセージ機能を使っているのはInstagramですね。

時代がまた変わった気がします。

Facebook Messengerの良いところ

なんやかんやいってFacebookは便利です。

Facebookはリアル知人の利用率が高いため、Facebook Messengerがもっと普及してくれれば嬉しいなと思うんですよ。

他のSNSの機能をバンバン真似していることもあり、結果的に機能は充実しています。

複数端末のログインも当然OKとなるのでiOS、Android、PCなどでログインするアカウント情報を統一すればどの端末でもメッセージの確認と送信が可能です。

また、LINEって端末変更する時にバックアップ周りで色々手間が発生しますが、Messengerであればそのような手間はないです。

また同じアカウントでログインするだけなので。

Facebookのアカウントだけ作ってくれれば別に更新なんかしなくてもいいので、利用の敷居としては結構低いんですけどね。

ただ、Facebook自体が高齢化しているというか、私と同年代くらいの人なら結構みんな登録だけはしているんですけど、若い子はFacebookしてないので徐々にFacebook Messengerを使う人工は減っていくのかなとちょっと思っています。

Facebook Messengerは地味に気になるところがある

Messengerが使いにくいとか特にそういうわけではないのですが、FacebookアプリとMessengerアプリが独立していているので別々に使えるという利点のようなものがありますが、実際にこれは分ける必要があるのか気になっています。

個人的にはFacebookアプリひとつで統一した方が楽なんじゃないかなと思うのですが、そうでもないんですかね。

Skypeの良いところ

日本ではネットにおける実名拒否が結構根強くあるので、難しい部分もありますね。

でもそんな時はSkypeですよ。

みんなSkypeをやろう。

LINEのおかげで影が薄くなってしまってますが、Skypeはかなり使いやすいサービスだと思うんですよ。

何よりWindows Live メッセンジャー時代から利用していた私としては、気軽にメッセージを送るサービスの代名詞的なイメージがあるんですよね。

Skypeはネットで知り合った方とか結構使ってますけど、リアル知人では使ってる人少ないですね。

Instagramの良いところ

Instagramは写真好きの人以外でも結構やっている人は多くて、更新頻度もこっちの方が頻繁に行われています。

私自身、LINEのアカウントは知らないんだけどInstagramのアカウントでは繋がっていて、そこのDMでやり取りをするということもちょっとありました。

メッセージを投げ合うということだったらLINEでもInstagramでも機能としては同じですし十分ですね。

最近はLINE離れが起きている?

一時「LINE離れ」という単語がトレンドに入るなどLINEの牙城が崩れ始めているようです。

確かにLINEのやり取りをする時は、どうも縛られているという感覚が強くなるので頻繁にやり取りをする人ほどストレスが溜まるのでしょう。

 

また、最近では学校の友達どうしで作られるグループが発端となって人間関係のいざこざも起きてしまっていることを考えると「少しLINEから離れたい」と感じる人が出てくるのも仕方のないことかもしれません。

LINEがもうちょっと融通が効くようになって便利になれば良い

結局LINEしか使ってないと「とりあえず繋がりは作りたいけど、LINEのようなプライベートアカウントは教えたくない」とかを考えちゃうと連絡先のやりとりすら生まれないという状況が起きちゃうんですよね。

もしかしたら、その後その繋がりからいい事があるかもしれないのに。

当然、誰でも好き勝手作れてしまうとセキュリティ的にどうかとか犯罪の温床になるんじゃないかとか(既になっている気もするが)あるので、ある程度の制限があるからこそ今のLINEの地位がに繋がったともいるのかなと思いますが、特定の条件をクリアした場合には機能が追加されていくとかがあると嬉しいですね。

色々と不満はありつつもインフラとしての機能は日々強くなっていってると感じているので、ブラッシュアップされていくことを願っています。