私は昔から本を読むのが好きで、古今東西の本に手を出していた。
よくブックオフの100円コーナーで本を漁りまくっていたものです。
しかし、最近はもっぱら電子書籍で読むようになってしまっていたので、いっそのことKindle買っちゃうかと思い立った話です。
電子書籍のスタートは自炊本
自炊の準備
私は今でこそAmazonでKindle本ばかり買っていますが、元々は初めに書いていたように紙媒体の本を読むのが好きな人間でした。
しかし、漫画・小説・実用書などが増えすぎて、自分の部屋の半分くらいを本棚にせざるを得ないという状況になってしまいました。
いよいよ、もう物理的に本を置けないという時に考えたのが本の自炊です。
自炊というのは本を裁断してスキャナーでデータ化するというものです。
そのために裁断機とスキャナーも買いましたよ。
- 出版社/メーカー: YG-S
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: ブラザー工業
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: Personal Computers
- 購入: 2人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
本当はCanonのscansnapが欲しかったんですけどね…
brotherの方が安かったのでそっち買っちゃいました。
両機種使ったわけではありませんが、カタログやレビューを見る限り性能的にはCanonの方が上だと思います。
本を読む端末に関しては、iPadを持っていたのでそれで読むつもりでした。
ちなみに今も自炊本で使っているiPadアプリはこちら
Androidだとこれですね
色々使ったんですけどやっぱりこの2つが使いやすかったですね。
自炊本を作り始めて
自炊本を作り始めたのはいいんですけど、あれ結構疲れる作業なんですよ。
まず裁断が疲れる。
綺麗に裁断するためには力を入れて切らなきゃいけないので筋肉使います。
そしてスキャン
スキャンを続けているとたまに一枚一枚ではなく、複数枚を運んでスキャンしてしまう重送という現象が起きます。
殆どの場合はスキャナーがそれに気がついてくれてスキャンをストップしてくれるんですが、そのままスルーされる時もあるので、スキャンが完了したらスキャンデータの確認などもしなくてはいけません。
当初は「スキャンする時はスキャナーに投げっぱなしすればいいから楽だな」とか思っていたんですけど、スキャン中もちゃんと送れているか気になるし、一冊終わる毎にチェックしなきゃいけないで、後半は「これ完全に仕事だよな…」って思うようになりました。
作業時間は年末年始を使ったのですが、初詣以外殆ど部屋に篭って作業をしてました。
冊数が多いかったこともあるのでしょうが、あれは本当に疲れました…
そして買ったKindle Paperwhite
現在Kindleには4つのバージョンがあります。
無印Kindle
Kindle (Newモデル) Wi-Fi、ブラック、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (15件) を見る
Kindle Voyage
Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (22件) を見る
Kindle Oasis Wi-Fi バッテリー内蔵レザーカバー付属 ブラック キャンペーン情報つきモデル
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2016/04/27
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (3件) を見る
正直そこまでお金をかけたくないというのがありましたので、上位モデルのKindle VoyageとKindle Oasisは少し高いかなという印象がありました。
しかし、一番安い無印のKindleだと解像度が167ppiなので、文字が読みにくいというデメリットが…
※過去にppiが低い他社の電子書籍リーダーを買ったことがあったのですが、開封して10分位でヤフオクに出品しました(笑)
そこで一番バランスの良いKindle Paperwhiteを購入したというわけです。
使い心地はどうか
過去に電子書籍リーダーを買って痛い目に合っていたので、各方面で絶賛をされていても「あまり期待するとまたガッカリするんだろうな…」と考えていました。
しかし、いざ使ってみるとそんな思いは払拭。
ディスプレイが思っていた以上に紙っぽいんです。
そして目に優しい。
今までタブレット端末やスマートフォンで小説や漫画を読んでいたので、それと比較すると遥かに目に優しいです。
長時間読んでも目が全然疲れない。
いやー、良い買い物しました。
日本は欧州や北米などに比べて「紙信仰」というような紙至上主義の人が結構いるので電子書籍の普及率は低いです。
しかし、Kindle Paperwhiteは「紙で本を読むのが好きな人」だからこそ買ってみて欲しい商品です。
確かにページをめくるという動作はありませんが「まるで紙で読んでいるかのよう」という表現は正しいと思います。
ただ、向き不向きがあるかも
Kindle Paperwhiteは小説を読むのはストレスがないと思います。
ただ、漫画に関しては少しストレスを感じるかもしれません。
電子書籍リーダー全般に言えるのですが、ページの切り替えがタブレットやスマートフォンと違って独特の切り替わり方をするので、漫画のようにページをめくるスパンが短い読み物は人によっては耐えられなくなるかもしれません。
私はその1人です。
なので小説はKindle Paperwhite、漫画はタブレットという風に使い分けています。
Kindle Paperwhiteは電池持ちも良いので、通勤通学や旅行のお供として大活躍してくれるデバイスだと思います。
買って予想以上に満足しました。
そしてKindle Paperwhiteを使って身近の人に電子書籍の普及に努めたいと思います。