ノロウイルス(？)で精神的に死にかけた話

予兆

ノロウイルスが発症する前日にちょっとした異変がありました。

元々少しお腹はゆるい方なので、ちょっと体調悪くなるとすぐ下痢っぽくなるんですが、その日はいつもと少し違いました。

排泄物が完全に水のよう。

とろみ皆無のサラサラです。

その時に少し「ん？なんかいつもと違う」って思ったんですけど、あまり気にせずその日はそのまま就寝。
特に寝苦しいこともなくスヤスヤと眠りにつきました。

ノロウイルスは突然に

発症した当日。
いつも通りの朝でした。

着替えて犬の散歩を済ませてから朝ごはん。
ここ数年は食パンとヨーグルト＆フルグラのセットです。
その日も同じメニューを平らげて、食後にゆっくりとコーヒーを1杯。

しばらくテレビを観ながらゆっくりした後にPC周辺機器とかプリンターのインクとか欲しかったので11時位に家電量販店へ出発。
電車で30分程度なのでそこまで遠くないです。
いつも1時間とか普通に乗ってますからむしろ近いくらい。
なので長時間乗っていたことが体の負担になったとかは考えられません。

ちょうど折り返し地点かなーという時になんとなく体に違和感が。

なんか体が妙に熱い。
そして目がチカチカする。

うわー、やだなー怖いなー、今日ちょっと調子悪かったかなー。とか思いながらも、もうすぐ目的地だしこのまま頑張るか…と我慢して電車に揺られていたんですが、いよいよ体がおかしい。

目眩が悪化してきて吐き気も凄い。
必死に吐かないように我慢してるから呼吸が乱れまくって多分隣いた人は軽くビビってたと思います。

あと一駅で目的地というところでしたが限界が着実に近づいていたので手前の駅で下車。
目眩と吐き気でフラフラとトイレへ直行。
そしてトイレのドアを締めた数秒後に滝のような嘔吐を繰り返しました。

※写真はイメージ

数回吐きまくってもう完全にノックアウト状態でしたが悪魔の追撃は終わりませんでした。

唐突な便意に襲われ便器に前のめりだった姿勢から素早く通常の大をする姿勢へチェンジ。
今度は下の穴から洪水のように汚物が進撃しだして辛いやら悲しいやらで頭がぐちゃぐちゃになりました。

もう肛門が「よし！通れ！」って言う前に門をぶっ壊してそのまま突撃してきた感じです。
お前らもうちょっと粘れよって思いました。

30分以上駅構内のトイレに篭り、出すもん出し切って一旦落ち着いたのでとりあえず帰ることに。
この状態で町中歩いたら完全にバイオテロ状態になっちゃうので買い物はやめました。

帰りの電車もいつあの止められない便意が来たらどうしようという恐怖とまだちょっと残っている吐き気にジャブを食らいながらもなんとか無事(？)帰宅。

地元の駅に着いたらそのまま病院へ行くことも考えましたが、もう完全にまごうことなきゾンビだったので一刻も早く家へ向かいました。

とにかく横になりたかった。

廃人に至る病、そして

家に帰ったものの発熱や吐き気もありすぐに寝付くことはできず唸りながらベッドをゴロゴロするだけで体力は回復せず。

そして短い周期で襲ってくる便意のせいで一日の大半をトイレで過ごしたんじゃないかと思います。

何か食べたり飲んだりすると数分後にすぐ排泄されるため食欲も無く体力は更に低下する一方。

立派な廃人の出来上がりです。

経験上一番きついのは1日目で2日目からは段々と楽になることはわかっていましたがやはりキツイ。

食事はおかゆのみで3日間位過ごしまして昨日くらいからようやく復活してきたかなという感じです。

現在は食欲も戻ってきたので少しづつ食事も戻してます。

少し前にこんなツイートしていたのは今回のフラグだったのか。

インフルエンザが流行ってるんで例のアレ貼っておきますね pic.twitter.com/y7lWNYVNBK

— わっち (@lojec) 2016年11月29日

インフルエンザは予防接種したし大丈夫と気が緩んでいた所にノロウイルスから横腹刺された的なシナリオですね。

生牡蠣とか食べてないし、うがい手洗いとか不十分だったんだろうなぁと生活習慣を改めて考えさせられました。

ノロウイルスは乳児や高齢者以外では基本的に命の危機になることはない病気ですが、嘔吐と下痢が止まらないため、段々と人間としての尊厳を失っているような気がしてくる精神攻撃を得意とするタイプです。

エヴァのアラエルかお前はという。

みなさんもこの季節のウイルスにはお気をつけくださいませ。