1:一眼レフのサブ機を買い換えよう!
私は一眼レフ以外にもSONYのコンデジを所有しており、大きい荷物を持ち運べない時などにサブ機として使っていました。
しかし「サブ機を買い換えてにしてしまおう」と思い立ってしまったがために、代替機を探すこととなりました。
その時の私の要望としては主に以下の3つ
①ボディが可能な限り小さい
②液晶が可動式
③そこそこ綺麗に写る
そもそもコンデジの代替機として考えていたので、そこまで高スペックのものを望んではいませんでした。
上記の3点を中心に探している時に見つかったのがLUMIX DMC−GF7とSONYのRX-100シリーズでした。
SONYのRX-100シリーズは高級コンデジとして非常に評価が高く、一眼レフユーザーがサブ機として買うものとして筆頭に挙がるくらいの機種です。
正直、私もコンデジサイズで標準域をF1.8〜2.8で使えると考えた時にかなり魅力的に映ったのも事実です。
しかし「どうせ小さい機種買うんならマイクロフォーサーズで探して、サブ機もレンズ替えたりして遊びたいな」と思ってしまったのです。
そして、結局購入したのがLUMIX DMC−GF7でした。
これはボディのサイズがかなり小さく、ミラーレスの中でも小さい部類に入るため、パンケーキタイプの単焦点をつけると本当にコンデジくらいのサイズにしかなりません。
センサーサイズも1インチのRX-100に比べてGF7はマイクロフォーサーズ規格ですから写りも期待できます。
2:実際に持ってみて
第一印象はとにかく「めっちゃ小さい!」でした。
本当にコンデジのようなサイズでポケットに簡単に入ってしまいます。
イメージとしてはタバコの箱を1回り大きくした程度。
機能的な面も一眼として十分使えるスペックのため、荷物を増やしたくないけど一眼を持ち歩きたいという人にはピッタリだと思います。
また、GF7は液晶が180度可動するので、自撮りも簡単にすることができます。
しかも、上記のように液晶を動かすことで「自撮りモード」が発動し、操作も自撮りをしやすいように変化します。
これは完全に20代前半の女の子向けですね。
私みたいなおっさんは自撮りモードなんか使ったことありません(笑)
カラーも可愛い感じの色が選べるので「今までコンデジやスマホでしか写真撮ってないけど一眼欲しい!だけど可愛くて小さいのが欲しい!」って感じの層を狙ってます。
動画もそこそこ撮れるし、軽量のお散歩カメラ、旅カメラとしては非常に優秀なのではないでしょうか。
こんな感じで結構きれいに撮れます。
ボディ小さいのにここまで写るので個人的に満足。
3:ちょっとイマイチな点
①液晶の可動がローアングルと自撮りのパターンしかできない。
GF7は液晶が動くのですが、180度に上下動くのみ(チルト液晶のように左右にひねれない)なのでハイアングルでの撮影で使えないのです。
私は被写体を見つけると結構アングルを色々変えて撮影をする人間なので、ハイアングルで液晶見ながら撮影できないのはちょっと残念だったかなと感じました。
メインのD800は液晶が動かないタイプなんですが、それは写真機としてのD800を惚れ込んで使っているのであって、サブ機は楽に色々遊べる方がよかったなと買ってから少し後悔しました。
もっと店頭で実機を触ってから買えばよかったです…
ただ、GF7で気になった点はこのくらいでしょうか。
ダイヤルが少ないとかFnボタンが少ないとかは事前に確認して「まあ携帯性重視だからなくてもいいか」と考えて買ったので、あまり購入後のギャップのようなものは感じませんでした。
4:まとめ
結局GF7は買いなのか買いじゃないのかというと「買い」だと私は思います。
サイズとかだけで比較すると私も購入検討したRX100シリーズなどをはじめとした高級コンデジでいいでしょう。
ただ、GF7は高級コンデジよりも安いです。
2016年6月6日現在でダブルズームレンズキットが¥51,370円です。
これは安い。
ちなみにSONYのRX100Ⅳは10万超えます。
持ち運び重視であまりお金もかけたくなく、手軽に一眼レフを始めたいという方にはお勧めできる機種と言えます。
これでレンズ交換などをして一眼の楽しさにのめり込んでいったら「じゃあ上位機種を買おう」という風にステップアップすればいいと思うので。
実はマイクロフォーサーズの機種は違うやつを後日買っているので、今度はそのレビューなんかもしたいと思います。