はじめに
こんなタイトルを打ってしまうとMS信者やアンチAppleから袋叩きにされそうだけどあえてこのタイトルにします。
なお私はRT時代からSurfaceをこよなく愛し、iPadも初代から使い続けています。※1Surfaceは無印、2、3、Pro3を使用、iPadはminiも含めて初代からほぼ全モデル使ってます。
MSサービスはOffice365を利用してMSのクラウドサービスにどっぷり浸かってるし、タブレットもiPad Proを愛用して現在使用しています。
つまりMSもAppleも大好きというただのガジェットオタクです。
もちろんAndroidも好きです。
ちなみにこの記事は文系大学生向けです。
私自身が文系大学生だったからその経験も兼ねてお話ししようという意味もあるのですが
授業でコードをバリバリ打つんです。とか
WindowsやMAC OSじゃないとソフトが起動しないんです。とか
上記のようなことをする方は選択肢が殆ど決まっているので、あえてSurface ProとiPad Proを悩む必要もないと思います。
あとSurface ProもiPadも両方持ってるぜ!というガジェットオタクの方は、新製品が出たらなんでも買う人間なので悩む必要もありません。
財力が許す限り人柱になってください。
前置きはこれまでとして、本題に入ります。
私が学生時代に困っていたことなど
私はもう大学を卒業して数年経ちます。
入学当時はスマートフォンなんか圧倒的に少数派でWindows PhonのWILLCOM 03やAndroidのHT-03Aを使っていても「なにそれiPhone?」とよく言われたものでした。
その時はまだ授業の電子化というものにようやく教育機関が乗り出したという時期だったため、授業もアナログ的な板書のみという授業や、学生用ページからレジュメをダウンロードしたりなどまちまちでした。
私は法学部法律学科だったため、とにかく荷物が多いかった。
分厚い教科書、参考判例集、ポケット六法、教科ごとのノート、筆箱…etc.
量が多く、重いため、カバンの底が抜けたこともありました。
そのため、私はとにかく荷物を減らせる方法がないか躍起になっていたのを覚えています。
① ノートを無くす
まず私が考えたのが、ノートの簡略化でした。
元々板書でものすごい量を書くより、タイピングの方が得意だったこともあり、当時流行っていたネットブックを購入しました。
ちなみに購入したのはこれ
文書はWordに打ち込み、USBで家のメインPCにバックアップというのをしてました。※2後々Dropboxがサービス開始したのでバックアップはクラウドへ移行しましたが
「よし!これでノートを無くせるぞ!」と意気込んだものの、バッテリー持ちがかなり悪く、授業を1コマ出席したら殆ど使えない状態でした。
結局ネットブックは私の用途では使えないということが判明したの、そのままお蔵入りとなってしまいました。
② 六法を無くす
法学部は六法が必須なので※3一応真面目に毎日持ってましたこれが結構負担。
法学部生が持ち歩くポケット六法は六法全書のような巨大なものではないにしろ、分厚く、重い本には変わりありません。
そこで私は早々にAndroidアプリさんに頼ることにしました。
当時はまだAndroidはまだ黎明期だったため、今ほどアプリの量、質はありませんでしたが、六法アプリは結構早い段階からあったのです。
これで、六法は試験の時だけ持ち運ぶようになり、負担はかなりなくなりました。
iOSとAndroidともに六法全書系のアプリは機能として充実しているものがリリースされています。
私が学生のころはデジタルで六法全書を持ち運ぼうとしている人は少なかったので教授が「指定の六法全書だけ(そして最新版のみ)」と決めているケースがあったので、どうしても一部の授業ではデジタルで代用できませんでしたが今はそのあたり緩和しているんですかね。
③選択科目を教科書の有無で考えてしまうようになってしまった。
とにかく荷物を減らしたかった私は最終的に教科書を買わなくていい授業ばかりを選ぶようになってしまいました。
今思えば「バカな考えだなあ」と思いますが、当時は全くそう思いませんでした。
教科書の有無だけで取捨選択をしてしまうと、色々な授業を好きなだけ受けられるという大学生の特権を放棄してしまうので、下手したら後々の人生に大きな影響を与えてしまいます。
なので、今大学生の方たちはできるだけ違うジャンルの授業なども受けてみてください。
それがきっかけで人生が変わるかもしれません。
ちなみに私は法律学科以外の授業だと哲学・社会学・美術史などが好きでした。
当時受けた授業の内容などは結構社会人になってからも活かせることが多かったです。
最近の大学生事情
おそらく私が大学生だった時と今もあまり変わりなないと思います。
現在勤めている会社で学生の子も在籍しているのですが、彼らの話を聞く限り大きく授業の形式が変わっている感じはなさそうです。
基本的に教授陣、教育関係者は保守的な思考をお持ちの方が多い、或いは現行のやり方に満足しているという人が多いと私は今までの経験から感じておりますので、この数年で一気に環境を変化させるという大学はあまりないと思います。※4関係者の方で気を悪くされた方がいましたら申し訳ございません。あくまでも私の主観です
レジュメが中心の授業が多く、たまに板書という形でしょうか。
学校や学科によって差はあるでしょうが、少しずつデジタル化の移行というのも増えていると思います。
レポートなどはパソコンが必須となり、Word形式のファイルを提出、あるいはそれをプリントアウトしたものを提出というものでしょう。
このような傾向が多いため「大学になるタイミングでPCを買う大学生」が増えるんだと思います。
ノート代わりとして使うiPadとSurfaceについて
上記のようにノートをデジタル化しておきたいという気持ちでiPadやSurfaceといったタブレット端末の購入を検討している人は年々増えていると思います。
私自身iPadもSurfaceもノート代わりとして利用したことがあるのですが、結論から言うとより紙に近い感覚で書けるのがiPadです。
Apple Pencilが良すぎる
AppleもMicrosoftも好きなのでApple贔屓したくはないですが、今まで紙のノートようにメモをしたいと考えているのならiPadが最適解です。
Apple Pencilの挙動やアプリとの最適化がかなり良くて本当に違和感なく文字や図を書くことができます。
SurfaceもOneNoteと組みわせてキーボード入力とペン入力を織り交ぜたメモをとっていた時期もありましたが、結局キーボード入力のみになってしまいました。
それはSurfaceのペンのラグやペンの接地部分と実際に入力されるデータとのずれです。
昔のSurfaceに比べると現行のSurfaceシリーズはかなり良くなっているものの、やはり最初からタッチ操作を想定されてOSが組まれているiPadとそれに最適化されているアプリ群と比べてしまうと、ペン入力に焦点を当てると負けていると言わざるを得ません。
当然、Surfaceでも文字は書くことはできますし上記のラグやずれも慣れれば気にならないかもしれませんが、iPadであれば慣れる前に使えるレベルなのでペン入力の完成度は高いです。
Surfaceペンは電池交換が必要
Apple Pencilは充電式となるので仮に使おうと思ったタイミングでバッテリーが少なくなっていたとしてもすぐに充電をすればOKです。
新旧どちらのApple PencilでもiPadがあれば充電可能なので、モバイルバッテリーなどを使う必要はありません。
しかし、Surfaceのペンは電池交換タイプがメインです。
Surface Pro Xと同時に発売されたSurfaceスリムペンは充電式ですが、その他のSurfaceは電池交換となるので、バッテリー切れを起こしてしまった時にすぐ電池交換ができる環境でないとしばらく使用不可となってしまいます。
そして「じゃあ、とりあえずコンビニとかで買えばいいか」ということもできないのが辛いところ。
Surfaceペンで採用されている電池は単六電池となりコンビニなどで置いていることはほぼないです。詰みです。
このあたりのペンとセットで運用しやすいかというところもSurfaceは少し物足りない点が多いですね。
PCは本当に買うべきか
結論から言うと1台は持っておいた方がいいです。
iPad OSが進化をして、以前よりもPCチックに使うことが可能になりましたが、完全な代用になるかと言われるとそこは「まだ難しい」と言わざるを得ません。
ただ、PCは最新のモデルでなくてもよくて、中古の型落ちWindowsを3万円〜5万円で十分です。
CPUがCore i5かi7、メモリは8GB以上、ストレージはSSD256以上を目安に選べばとりあえずバリバリPCでソフト動かしまくるぜ!という方でない限り不満を感じることはないでしょう。
また、大学生はデザインが好きとか憧れとかでMacを選ぶ方も多いと思いますが、個人的にはWindowsをおすすめします。
というのも、世の中の多くの作業はWindows PCで動かすことも多く、社会人になった後でも自分に支給されるPCはWindowsである可能性が高いからです。
デザイン関係など特定の業種や業界に関してはMacしかないという会社もありますが、多くの会社はWindowsで仕事をする形になると思うので、学生のうちからある程度はWindowsの使い方に慣れておくのが良いと思います。
MacはMacで良いとこもあるのですが。
PCは用意しつつ外出時はタブレットをメインに使うのが便利
かつてはWindows機じゃないとまともにWord形式の文書を作れないという時代でしたが、今は違います。
iPadでもAndroidでもMS公式のOfficeソフトで作成することができますし、MacでもOffice for Macのレイアウトのズレがなくなったりなど、デバイスに拘らずOfficeソフトを使えるようになりました。
Word文書をプリントして提出する場合も、パソコンでなくてもスマートフォンやタブレットから印刷ができてしまう時代です。
就活もブラウザ指定のWebテストを除けば殆ど問題なく行えると思います。
結局OfficeがiPadをはじめとしたタブレット端末でも使えるため、PCで行う作業が「ネット・Office」に限られる人がPCを買う必要性がなくなってきたということでしょう。
PCはできることが多い反面、持ち運びやバッテリー供給の問題で完全にモバイル向けといえる端末はまだ選択肢は少ないです。
お金を出せば軽くてバッテリー持ちも良く、モバイルバッテリーで充電可能というPCもありますが、どうしても10万〜20万のレン時になってしまうのが現実です。
そのため、PCが使える環境を整えつつ、普段の授業ではタブレット端末でほとんど完結させようとするのがおすすめのスタイルです。
この時のPCは前の項目で説明したように型落ち端末で十分です。
学生向けなのはSurfaceとiPadどっちなのか
タブレット端末として人気が高いのはSurfaceとiPadですが、同じタブレット端末であっても中身は全くの別物です。
自分の使い方に合っている方を選ばないと後悔が半端ないので買う前にしっかりメリット・デメリットを確認をしましょう。
2 in1としてのSurface
Surfaceシリーズ、特にSurface ProシリーズはSurfaceペンが付属するため、キーボードで打ち込みながらペンで手書きもできるという素晴らしいデバイスです。
そのため、個人のプライベート用PCというよりは、ビジネスマンや学生などが結構購入しているイメージです。
一時期はMacBook Airを購入する大学生が大量発生したものですが、今では「Macはみんな持ってるからつまらない。Surfaceはおしゃれ」という理由でSurfaceを購入する人もいます。
2in1タイプのPCが好まれる背景としては
「荷物を少なくしたい」
「PCとタブレット両方買う予算がない」
というのが大多数でしょう。
Surfaceはその願望を叶えてくれる良いデバイスなのですが、私があえて大学生には勧めないのには理由があります。
Surfaceの弱点①:バッテリー
Surfaceは結構バッテリーがすぐ切れます。※5サーフェスの最新版ならバッテリー持ちはかなり良くなっています。特にSurface GOなんかは良さげ
最新のSurface Pro4は使用したことありませんが、色々なレビューを見る限り5時間〜7時間というところでしょうか。(後にSurface Pro 4を利用しましたが体感は6~8時間ほど)
使うソフトによってはもっと使用時間は減ります。
最近のSurfaceであればバッテリー持ちはかなり向上していますが、期待をしすぎるのは禁物です。
Surfaceは電源周りに問題を抱える端末が多く、私がかつては使用していたSurface Pro3・Surface3共にタイプカバーで閉じてスリープモードにしてるはずなのに電源が入り、気がついたら背面が熱を帯び、バッテリーも無くなっているという現象が多発してました。
そのため、私はSurfaceを持ち運ぶときは、可能であればACアダプターなども一緒に持ち運んでいました。
上記のような現象が多発してしまうと、結局外で充電せずに使える時間が3時間ほどしかなかったというのはよくある話で、カタログスペックと同等のバッテリー時間持つという印象はSurfaceにはありません。
※追記
最近のSurfaceであればUSB-Cで充電をすることが可能なのでバッテリー問題はかなり解消されています。
ただし、本当に最近の端末のみとなるので中古で少し前のSurfaceを買おうと思っているという方は注意してください。
ディスプレイは小さくてもOKという方はSurface GOがおすすめです。
Surfaceの弱点② なんでもできてしまうという弊害
SurfaceはWindowsOSが入っているので基本的になんでもできてしまいます。
ゆえに「何をするための端末なのか」という目的がわからなくなります。
なんでも対応できる端末が欲しい!というのであれば、Surfaceよりももっとパワーがあって、バッテリー持ちが良い端末を選ぶとか、あるいはデスクトップPCにしてしまうとか選択肢があります。
Surfaceはそこそこパワーがあり、持ち運びも便利なため、使用目的がはっきりしてないと非常に中途半端なデバイスになってしまう可能性があります。
あれもしたいこれもしたいという形で色々なソフトをインストールしてしまうと、寄り道する可能性が高くなるため、学生が授業で使うというのにはあまり向いてないかもしれません。※6少なくとも私ならsteamをインストールして授業中にPCゲームをしてしまいます(笑
Surfaceの弱点③:ペンのバッテリー
Surfaceのペンは結構電池持ちは良いのでしょっちゅう交換をする必要はないのですが、単6電池という割と珍しいものを利用しいているため、いざという時にコンビニで電池を購入することもできません。
Amazonなどでは安く販売されているので、予備として筆箱に入れておくなど対策をする必要があるかもしれません。
なお、バッテリーが無くなり始めるとペンの動作がおかしくなることが多々あります。
Surfaceの弱点④:タブレットとして使うWindowsOS
これはSurfaceというよりはWindowsOSの問題となるのですが、やはり、まだWindows10をもってしてもiOSやAndroidのタブレットとしての使い心地には勝てません。
私はSurfaceを持っている時に殆どタブレットとして使用しませんでした。
それは単純にタブレットとしては使いにくかったためです。
こればっかりはWindowsストアのアプリの増加や、デスクトップソフトもタブレットモードになると、UIもタブレットに最適化するなど、開発者の汗水が必要になってきます。
MSがもっと開発者が他のOSのソフトも開発しやすいような環境整備をして、デスクトップモードとタブレットモードの垣根が無くなってくるのを待つしかありません。※7一応MSとしては開発環境を整えることに最近注力してます
一応Kindleで電子書籍を読んでみたりしてみたことはありますけど、操作の感覚や画面の動きはiPadやAndroidタブレットの方がいいですね。
デジタルデバイスとしてのバランスが良いiPad
Surfaceは私自身10台以上買ってますし好きな端末なんですけど、大学生がSurfaceだけで完結させようと思うと不便に感じる点もおおいのではないかと思います。
「タブレット端末で教科書やノートをデジタル化したい」「普段の持ち運ぶ荷物を減らしたい」と思っている方ならiPadの方がバランスが良い点も多いです。
iPadの良い点①:バッテリー
iPad Proは結構バッテリーは持ちます。
旧iPad Airの時からかなり持つと感じていましたが、iPad Proはそれと同等、あるいはそれ以上バッテリーが持つ印象です(特に12.9インチだと)
大学の授業は1コマ60分〜90分の間が多いので、5コマとか入れちゃうと結構フルで使ってる時間が増えます。
でもヘビーに使っていても丸一日くらいだったら電池は持ちます。
これだけで電池の心配をする必要がなくなるので精神的にかなり楽です。
第1世代のApple Pencilも不恰好ですがiPadに差し込めばすぐに長時間利用できる程度の充電ができるため特にペンのバッテリーを気にした事はないです。
第2世代ならマグネット式でくっつけたまま充電できるので見た目も使い勝手もスマートです。
iPadの良い点②:1つの作業に集中できる
Surface ProとiPad Proを比較する時によく挙げられることの中に「SurfaceはWindowsが入っているので何でもできるよ。でもiPad ProはiOSだからできることが限られているよね」というのがあります。
確かにiOSということが足枷になる事はあります。
ただ、できることが限られることで、1つの作業に集中できるというのも事実です。
シンプルに「文字を書く」「資料に注釈を入れる」「本を読む」という動作に没頭できるため、Surfaceより学生向きかなあと思う次第です。
私は最近TOEICの勉強をしているのですが、ComicGlassというアプリに自炊したCore1900(単語・リーディング本)を入れて、GoodNotesというノートアプリに単語などを書きながら勉強してます。
こういう時にSplit View使うと本を読みながら大事なところはノートに書けるので非常に便利です。
GoodNotesはアップデートで機能が充実してきていますし、Apple Pencilとの相性や挙動も安定しているのでノートアプリとしては筆頭に上がります。
iPad Proを初めて購入してから使い続けていますが、未だに乗り換えはしていないので本当におすすめ。
③ セットアップや操作が楽
SurfaceはWindowsなのでセットアップやもし動作がおかしくなった時に対応できないという人が結構いると思います。
PC関係に詳しい場合はSurfaceだろうがiPadだろうが、特にメンテナンスに差はありませんが、大多数の人はそうではないでしょう。
実際私の家族はみんなスマートフォンを持っているので、Android・iPhoneをある程度使いこなしている感はありますが、PCはさっぱりなのでものすごく簡単な事でも結構困ってます。※8本人にとっては全く簡単なことではないのですが
その点iPad Proはいわば大きいiPhoneなので、多くの人が扱いやすいというメリットがあります。
最近の学生はスマートフォンは器用に使いこなしている一方で、PC関係のスキルに乏しい人が増えている傾向にあると思うので、購入後のメンテナンスのしやすさを考慮してSurfaceよりもiPad Proの方が良いかもしれまん。
学生におすすめのiPadはどれ?
現在iPadはラインアップが5種類あります。
- 無印iPad
- iPad mini
- iPad Air
- iPad Pro11
- iPad Pro12.9
それぞれどんな特徴があってどんな方におすすめなのか簡単に紹介いたします。
コスパなら無印iPadが抜群
無印iPadも現在はApple Pencilに対応をしていますし、専用キーボードも使えるようになりました。
そして値段も他のiPadより安いということもありコストパフォーマンスという面では群を抜いています。
ただ、対応しているApple Pencilが第1世代となるので、そこが注意点となります。
無印iPadとなると「スペック的に劣るんじゃないの?」と思うかもしてませんが、現行のモデルは動画編集バリバリ行うとかでなければ十分なスペックです。
私自身、無印iPadの一つ前の世代を使っていますが、Lightroomでの編集なども普通にできますし、軽い動画編集であれば快適に動かすことができます。
プライベートのエンタメ用途として、学校でのノート代わりどちらにしても活躍できる端末となっています。
- 値段を抑えてiPadが欲しい人
- とりあえずノート代わりとしてiPadを使ってみたい人
かつてのiPad Pro並のiPad Air
iPad Airは大きくモデルチェンジされたタイミングからほぼiPad Proに近いスペックとなりました。
対応しているApple Pencilも第2世代となるので使い勝手もかなりいいです。
価格もそれほど高すぎるということでもないので、無印iPadより少しディスプレイ大きい方がいいけどiPad Proまでお金は出したくないという方におすすめ。
- 無印iPadより少し画面ザイズが大きい方が良い方
- 第二世代のApple Pencilを使いたい方
- ベゼルレスのデザインに惹かれている方
今後の未来に期待したい人と大画面ならiPad Pro
2021年4月の発表会でM1チップのiPad Proが発表されました。
これでMacとCPUも同じになったことで性能面で不安が出るという人はほぼいなくなったのではないでしょうか。
ただ、学生の方で授業とかに活用したいと思っているならオーバースペックは否めません。
どうしても12.9インチの画面を分割して資料とノートを同時に大きく表示したいとか、M1チップになったことによる今後のiPadOSへの期待も含めて買うという方以外には特段必要のない端末だと思います。
実際12.9インチだと資料見ながらノート取るのはめっちゃ楽です。
- 資料を見ながらノートを快適に取りたい方
- テキストの入力もiPadを中心に行いたい方
- 一番強いiPadがほしい方(ロマン枠)
使い方によってはiPad miniもあり
iPad miniは画面サイズが小さいこともあるのであまり外部キーボードなどで長時間タイピングをするのには向いていません。
ただ、少し大きめに手帳兼ノートとして考えるならiPad miniもありです。
あまり大きいかばんは持ちたくないという方もいると思いますので、無印iPadのサイズ感でも限界を感じているならメモ帳&ノートとしてiPad miniを選択するのもいいでしょう。
PC+iPad miniで使い分けをできる場合はバランスよく運用できると思います。
6:まとめ
はじめに書いたように私はMS製品もApple製品も好きです。
どの製品も良いデバイスだとは思うのですが「文系大学生に向いてるのはどれか」というポイントに絞るとiPad Proに軍配が上がるかなという感じです。
iPadが発売されたのは2010年で私の大学生活折り返しという時期だったため、そこまで荷物が多くなくなっていたということと、まだまだタブレット市場が発展中だったということもあり、実生活では主にネットブラウジングで使っていました。
一応手書きメモとしても使っていましたが、Apple Pencilのような追従性が高いペンがなかったため、どうしても書くのが億劫になってしまい、結局書かなくなってしまったという経緯があります。
それに比べてApple Pencilは紙に書いてる感覚に近いからストレスはないですね。
もし私が今の時代の大学生だったら、iPad Proに自炊した教科書や資料を投入しまくってるでしょう。
人によっては本の電子化ということに異常な拒否感を示す場合もありますが、重い教科書をいくつもカバンに入れて、長時間かけて学校へ通う労力がかなり楽になることを考えると試してみる価値はあると思います。
「紙の方が愛着を持てるから」という感情論的なことも当然わかるのですが、小説や漫画ならまだしも、教科書や資料は特に愛着を持たせる対象ではないかなーっていうのが個人的な感想です。
いわゆるツールとしての要素が多いからですね。
とりあえず現時点で私が文系大学生に勧めたいのはiPad AirかiPad Proです。
Surfaceも好きなんですが価格を考えると15万〜20万は必須なので、コストパフォーマンス考えてもiPadなのかなあという感じ。
この記事で少しでも参考になる方がいれば幸いです。
補足説明
↑1 | Surfaceは無印、2、3、Pro3を使用、iPadはminiも含めて初代からほぼ全モデル使ってます。 |
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↑2 | 後々Dropboxがサービス開始したのでバックアップはクラウドへ移行しましたが |
↑3 | 一応真面目に毎日持ってました |
↑4 | 関係者の方で気を悪くされた方がいましたら申し訳ございません。あくまでも私の主観です |
↑5 | サーフェスの最新版ならバッテリー持ちはかなり良くなっています。特にSurface GOなんかは良さげ |
↑6 | 少なくとも私ならsteamをインストールして授業中にPCゲームをしてしまいます(笑 |
↑7 | 一応MSとしては開発環境を整えることに最近注力してます |
↑8 | 本人にとっては全く簡単なことではないのですが |
コメント
[…] 学生はSurface ProよりもiPad Proを買った方がいいと思う理由 […]
[…] 学生はSurface ProよりもiPad Proを買った方がいいと思う理由 […]
Surface Pro 4を使っている現役の大学生です。
私の専攻は情報工学系なのでこのブログのターゲットには当てはまりません。
しかし、それでも私はこの2機種であればSurface Proをお勧めします。
理由としては次の2つです。
1. 大学内のサービスはWindowsかMac向けの場合が多い
大学ではOfficeや学内プリンター用のプリンタドライバーを提供しているところも多いですが、その多くはWindows PCかMac向けです。iPad ProはOSがiOSなのでこれらのサービスを受けられない可能性があります。
2. iOSはファイル管理の自由度が低すぎる
WindowsやMacではフォルダ(ディレクトリ)という概念があり、違う拡張子のファイルを一つのグループにまとめて管理することができます。例えばWord(docx)、Excel(xlsx)、PowerPoint(pptx)、PDF、JPEGなどの様々な形式のファイルを一つのフォルダにまとめることで管理しやすくできます。
何が良いかというと、例えばレポートを書く際にソース(レポートの材料)を同じフォルダに入れておくことで「あれ?どこにあったっけ?」みたいなことを起こりにくくすることができるということですね。
iOSではアプリ毎にファイルを管理するので、「どこにあったっけ?」というのが割と起こりがちです。
確かに、iPad ProはSurface Proと比べるとバッテリー持ちも良く、軽くて持ち運びやすいでしょう。しかし、iPad Proはあくまでサブ機としてみるべきです。
もし、今Macを持っていて「サブでiPad Proが欲しいなぁ」とお考えであれば
iPad Proを強くお勧めします。(iCloudで連携できますからね)
「文系だしノートPCなんて正直いらない、iPadで十分」という声も確かに分かりますが、就職したらパソコンと向き合わない日なんてまずありません。
(そもそもタブレットだけでは仕事出来ないと考えています。)
大学生のうちからパソコンを使う癖をつけてほしいという理由から、
私は敢えてわっちさんとは逆にSurface Proをお勧めします。