ひっそりとリリース
あまり有名ではないと思いますが、AdobeからWebデザインアプリがリリースされています。
今までAdobe Post、Adobe Slate、Adobe VoiceというWebデザインアプリがありましたが、それが今年の5月にAdobe Spark Post、Adobe Spark Page、Adobe Spark Videoという形でアップデートされました。
この3つに共通する特徴は
手軽に、素早く、グラフィカルなページ、画像を作成できるという点です。
Adobe Spark Postは画像を加工。
主にSNS投稿やポスター作成などで使えそう。
Adobe Spark Videoは動画作成。
紹介動画や短い宣伝用動画の作成にいいかも。
この2つはまだ未使用なので、実際に使ってみたら追々レビューをしたいと思います。
今回使ったのはAdobe Spark Page
Adobe Spark Pageは簡単なWebページ作成。
凝った内容のものは作れませんが、例えば、部活紹介とか組織の活動内容を簡単にまとめたり、旅行の記録などに使えます。
コミケのサークル宣伝とかでも使えそうですね。
簡単に公開できるウェブページが作れちゃいます。
テンプレートに沿って作成する形となるので、あまり自由度はありませんが、上記したように、一時的にWebで宣伝したいとかそういうニーズには応えられそう。
とにかく簡単なのでWeb制作の知識0でもすぐ作れると思います。
さあ作ろう
新規作成ページに行くと最初はこんな感じ
一番最初にタイトルを記入。
その下の+アイコンをタップすると追加する項目が選べます。
テンプレートの内容を変更したかったら右上のアイコンの一番左をタップ
テンプレートは全部で13個あります。
正直似たり寄ったりというデザインでもありますので、アップデートで種類が増えたら良いですね。
内容を詰め込んでページが完成!となったら右上の↑アイコンをタップ
そしたらこんな画面が
この画面でページのカテゴリや作者を公開するか否か、クレジットの編集などが行えます。
記入が終わってContinueを押せばページ生成が始まります。
ページ生成が問題なく完了すれば制作終了です。
ページはWeb上に公開されます。
こんな感じで自分が作ったページを管理する画面もあります。
もし公開中のページでも編集をしたい時はここから該当ページをタップすれば編集画面に行きます。
もし公開を中止したいということがあればページの削除も可能です。
私が今回作ったページは5分くらいで作り終わりました。
写真のセレクトが一番時間かかった。
そして作ったページがこれです。
数年前に沖縄旅行をした際の記録ページとして試しに作りました。
内容として大したことありませんが、写真を盛り込んだり、テキストをもっと入れるとストーリー性が増してWebページとして魅力的になるでしょう。
まとめ
こんな簡単なページでも以前は外注してるとか結構あったんじゃないでしょうか。
いやー、Web屋さんの仕事が減りますよ。
あまりIT関係に詳しくない人は特に「Webページ1人で作るなんてできるわけない」と思っている人が多いと思いますが、このアプリはまさにその層の人達を取り込む力があると感じました。
テンプレートでの作成という制限があるので、どうしても内容に向き不向きが出てきてしまいますが、そこは手軽さとの引き換えでしょう。
今後ももっとこんな感じのサービスやアプリが出てくるんですかね。
そしたら本当にタブレットがノートPCに置き換わるかも。