先日一瞬ドキッとするニュースが入り込んできました。
今回廃止されるのはAmazon Unlimitedストレージプランというもの。
Amazonのクラウドストレージ上に無制限でファイルを保存できるというものであり、価格は年間1万3,800円という破格値。
それが今回廃止されるということもあり、利用者にとってはとてつもなく痛い出来事となるでしょう。
このプランに契約する人ってそもそもヘビーユーザーだと思いますし。
クラウドストレージの無制限を継続させるのは不可能なのか
かつてはMicrosoftのOneDriveも無制限プランがありましたが、わりと早い段階で廃止をしましたしクラウドストレージで無制限プランというのは「やっぱ無理があるんだなー」という印象を改めて受けました。
ストレージの利用量はおそらくソシャゲの課金と同じで、一部のユーザーがとんでもないストレージの使い方をしているのだと思います。
実際、OneDriveはそんな感じで廃止まで動きましたし。
同社によると、一部のユーザーが多数のPCのバックアップや膨大な映画コレクションを保存する目的でOneDriveを利用し、中には平均的ユーザーの1万4000倍に相当する75Tバイトものデータをアップロードする人もいるという。
元記事:Microsoft、「OneDrive」の無料容量縮小ヘ “容量無制限”は終了 – ITmedia NEWS
Amazonも同じでしょう。
Microsoft、Amazonとともに世界のサーバーを牛耳っている*1企業がNGを出したということは多分他の企業でも無理だと思います。
「クラウドって怖いよね」について
今回のようなクラウドストレージに関するゴタゴタがあると必ず「やっぱりクラウドは怖いな…」って言う人はいますが、あくまでも無制限プランがなくなったというだけであってサービスが無くなるわけではありません。
私が使っているAmazonプライムの写真無制限に関しては継続していますし。
どこまでストレージを管理している会社を信頼するかどうかって話しになると、それこそ「最終的に安全のは自宅にサーバー作って管理することだ」ってことに行き着きかねないですし、そんなことする労力あるなら月々数千円払って利便性を重視したほうが良いよなというのが個人の感想。
クラウドストレージも結局ツールなので上手く使うかどうかは本人の運用次第になると思います。
クラウドストレージ一本だけで管理が怖いならローカルや外付けストレージでバックアップを定期的に取るなどをすれば精神安定剤になりますし、バックアップ耐性としても十分でしょう。
まあ、なにはともあれ写真無制限はなくならなくてよかった。
それが廃止されたらそれこそまたクラウドストレージ巡りが始まってしまうので…