YouTubeって情報で溢れている
私は結構YouTubeを見ます。
といっても「〇〇してみた!」っていう内容のやつはあまり見ないのですが、カメラ・ガジェット関係の動画は毎日のように漁って見ています。
多分YouTubeを見始めて5年~6年位経っていると思いますので、普段見ているカメラ関係のチャンネルについてご紹介しようと思います。
日本チャンネル
日本人ですから日本語で喋ってくれる人のチャンネルの方がはるかに理解はしやすいです。
当たり前ですが。
しかし、意外と日本人でカメラやレンズに関することを色々と語ってくれる人はいないわけで探すのに苦労するというか。
開封動画まではあるけどその後の細かい使用感とか違うレンズと比較する人は一気に減ります。
そこで開封動画だけではなくハンズオンレビューやその他撮影周りのことを詳しく話してくれているチャンネルをピックアップしました。
ジェットダイスケ
日本におけるYouTubeの先駆者の一人。
おそらく私が一番最初にジェットダイスケさんの動画を見たのはα99の動画かXperia Z Tabletの動画かと。
ガジェット系YouTuberとして色々と商品レビューをしていますが中でも内容が濃いのがカメラ関係。
使用機材はCanon・OLYMPUS・SONYですが他のメーカーのカメラやレンズレビューなども多々あるので、Canon・OLYMPUS・SONYユーザーから見た他のメーカーの機材なども非常に参考になります。
瀬戸弘司
一時期休んでいましたが最近は復活してきました瀬戸弘司さん。
最近はカメラ熱も冷めたのかあまりレビューはしませんが、数年前まではCanonとPanasonicのカメラとレンズを買い漁っていいたので、当時のレビュー動画は今見ても面白いです。
写真というよりは動画目線での話が多いですが、いかにマイクに入るノイズを少なくするかなどはマニアックかつ使用者しかわからない解説をしてくれるのでこれから動画始めたい方は是非。
個人的には「俺は怒っているぞシリーズ」が好き。海外から照明を買った時のやつとか。
中原一雄
初心者にもわかりやすい説明をしてくれることで定評のある方。
カメラの基礎的な部分から解説をしてくれるので割と初心者向けのチャンネルかもしれません。
しかし中原さんが運営しているブログの方はNASの話とか結構コアなことを書いてくれています。
伴貞良
最近よく見るカメラ系チャンネルの一つ。
プロカメラマン目線での結構エグい話とかを変にフィルターを介さずに現実味溢れる形で語ってくれるので非常に楽しいです。
このチャンネル見てると妙にツァイスに詳しくなります。
あと写真の構図とか主題・副題の考え方とか、いわゆるカメラを扱う上での基礎体力的な部分を学べる座学系チャンネル。
技術的な部分にはリアリズムを強く感じ、機材に関してはロマンチシズムを感じる。
Ilko Allexandroff
光の魔術師ことイルコさん。
ポートレート撮る人で彼を知らない人っているんでしょうか。
CP+では毎年*1ニッシンのブースでストロボの使い方や光の調節の仕方などを細かく実践ベースで説明してくれます。
昔からCanonを使っていましたが最近メインをSONYに替えたということもあり、一部界隈ではイルコショックなどと言われていますが、ポートレート撮るならSONY選ぶよねっていうのはなんとなくわかります。
多分イルコさんが乗り換えたって話を聞いてSONYにマウント替えした人も多いでしょう。
このチャンネル見てると135mmが欲しくなります。
imagenica by Yuko
数少ないNikonユーザーのチャンネル。
Nikon・FUJIFILMのレビューが多く、X-T2の話は結構買おうか悩ませてくれる内容となっていました。
時々Lightroomでの編集作業動画などもアップしているので、これから編集ソフト使って現像してみたいと考えている方は要チェック。
カメラの学校
構図のとり方や絞り・シャッタースピードの調整で作例を買える方法などカメラを始めたばかりの方にとって有益な情報が詰まっているチャンネルです。
座学的に云々というよりは実際に撮影している光景も見ながら作例紹介をする形なので「どのように撮影したらどんな写真ができあがるのか」というのが非常にわかりやすく解説されています。
わりと初心者向けの動画が中心となりますが改めて基本を確認するための動画としてもおすすめ。
生徒役のHirokimenさんと先生役のYuricameraさんの掛け合いが面白いです。
TSUTTON CHANNEL
動画系機材の結構マニアックなレビューが多い方です。
仕事でも動画系の内容が殆どと動画でおっしゃっており、実際のレビュー視点が実務的な観点からの意見が多いです。
ビデオ三脚やスライダーなどの動画はスチルメインの人間からしても面白いです。
TomTom channel
Nikon機材についてかなりマニアックにレビューしてくれているチャンネルです。
おそらくかなり前からNikonを利用しているのか、Nikonユーザーなら動画を見ている中で「わかるわかる」と思う部分も多いはず。
カメラやレンズだけではなくカメラバッグやアクセサリー類などに関する動画も豊富なためNikonユーザーのみならず参考になるチャンネルとなっています。
飛行機撮り視点からのカメラ機材レビューなどもあり。
Masahiro Hirose
撮影方法や設定、光の読み方などを細かい項目で解説しているチャンネです。
1本の動画は平均5分〜7分程度なのでサクサクと要点だけつかめて時間を取りません。
「こういう時どう撮るのが良いのかな」と感じたときにはこのチャンネルを漁ってみると答えが出てくる可能性が高いです。
老人と文学社
写真専門のオールドマン武川さんと動画専門の横田ブンガクさんの二人というヘビーなNikonユーザー2人が雑談形式で色々なことを語り合うチャンネル。
特に横田ブンガクさんは珍しくNikon機で動画撮影を仕事をしているようです。
しかし、本人も「正直動画でNikonを選ぶメリットはない」と断言するくらいバッサリ切ってます。
雑談形式ですが、内容に関しては結構内容の濃いものが多く、D750関連の動画を見ると改めてD750の評価が上がります。
写真の話と動画の話の割合でいうと若干写真寄り。
TVサンセットスタジオ
最近このチャンネルめっちゃ見ます。
レビューをするというよりは撮り方や写りの比較などが多め。
個人的には「高いレンズと安いレンズの写りの違いわかる」っていう内容の動画は必見です。
最近NikonからSONYへ移行したということもあり、移行した理由とか諸々はこれからマウント替えを検討しているNikonユーザーにとって参考になるでしょう。
動画見た後は沖縄に行きたくなる。
まきりな
オールドレンズ大好きなおじさん。
オールドレンズ分解動画は一見の価値あり。
真面目に写真と向き合っているというのが画面越しからも伝わってくるので、改めて自分が何故写真を撮るのかという自問自答が起こります。
野鳥撮影の動画が多いためこれから鳥撮りをしたい方は機材選定の参考になります。
まったりした雰囲気の動画が多いためお酒のお供に最適。
gyueenの動チェク!
ほぼ動画全振りでPanasonicのカメラについてレビューしてくれています。
GHシリーズの動画はかなり細かいところまで検証しているため、これからPanasonic機材で動画を撮ってみたいと考えている方は1度見ておくとメリット・デメリットがよく理解出来ると思います。
最近はあまりやってないですが動画編集講座的なやつもおすすめです。
Final Cut Pro + Motionの組み合わせで何ができるのかということをさらっと解説しているため動画制作興味あるマンからすると勉強になります。
Koh Aoki
こちらの方も動画メイン。
Vlogで快適な機材はなにかということを追求しているため、様々な機材が登場します。
カメラの機材に関してはゴリゴリにめっちゃ良い機材を使うというよりは*2「いかにコンパクトにして負担を減らしつつ高いクオリティを出すか」という形で選定しているようなので、動画を見ていると「便利ズームも結構良いな」と思わせてくれます。
カメラだけではなくガジェット全般を扱っているので、そっち方向も好きな方は要チェック。
ニッシンジャパン公式
CP+2016年までの登壇の内容を配信しています。
当日見ることが出来なかったストロボ周りの扱い方や人物ポートレートを撮る際のコツなど様々なことが解説されています。
動画は1時間前後の物が多いため気合を入れて見る必要があります。
Nikon公式
一般的にカメラメーカーやレンズメーカーのチャンネルはプロダクトムービーやプロモーション用の動画がメインとなるので、基本的にはそういう動画が好きでなければ見る必要はないと思います。
ただ、Nikonは「私のNIKKOR」というレンズを紹介するシリーズが結構良くて、新しくレンズを買う際の参考にもします。
紹介されているのが新しいレンズだけではないのもポイント。
海外チャンネル
ここまで日本のチャンネルを中心に紹介しましたが、情報量の多さ・レビューの速さ・内容の濃さは基本的に海外チャンネルが優勢です。
英語はわからなくても写真の写りなどは画面を通して共通言語としてわかるので、英語が苦手な人も是非チェックしてみてください。
Tony & Chelsea Northrup
優しい顔をしたTonyとChelseaの二人組がメインとなって機材のレビューや現像方法の解説などを行います。
過去にTonyさんがCanonよりもNikonをべた褒めした動画がありましたが、全体的にNikonの情報などが厚めに感じます。
最近はαシリーズに関するレビューも多いため、連写性能やピントの食いつきを見たい方は動画を漁ってみてください。
Jared Polin
「I Shoot RAW」のTシャツでお馴染みのヒゲおじさん。
一度目にすると多分忘れません。
機材レビューに関してはダメな所は結構けなすスタンスなので、買おうとしていたカメラのデメリット部分を知りたい時などによく見ます。
よくある「Which To Buy」というような機材比較では「それとそれ比べんのかよ(笑)」ってなる部分もありますが参考になる点もあり。
DigitalRev TV
上2つで紹介したチャンネルは割とガチガチにプレス席で機材を試すといったようなシーンが多いですが、こちらのチャンネルは街でスナップをしながらレビューをしていくスタイルです。
写りだけではなく取り回しが良いかなども重要視しているためスナップ撮影が多い方におすすめ。
TheCameraStoreTV
情報発信の速さとレビュー内容の多さが特長なので検索をかけるとこのチャンネルが出てくることが多いです。
カメラに関してはフラグシップのみではなくエントリー一眼やコンデジなどもレビューしています。
私はPanasonicのGX8のハンズオン動画を購入決断する前に腐るほど見ました。
Zed Pro Media
スチルではなくムービーに関する内容が多いです。
外部モニターとカメラの連結や快適なVlogを撮るための機材選びなどが中心。
フジを愛用しているので貴重なXシリーズのレビューを見ることが出来ます。
ソフト関連
Peter McKinnon
Photoshop・LightroomだけでなくPremierの動画などもあります。
機材に関してはCanonがメインなのでCanon関係が多いですね。
作る絵に関してはまさに今風のHDR的なテイストが中心となるため、夜景などで格好良く編集をしたいと思っていた方は是非チェックを。
MATT ‘n’ SEB
Apple関連のレビューが多いですが、たまにPhotoshopやLightroomを使ったbefore&after動画を配信しています。
どのようにエフェクトをかけたらafterの写真になるのかなどをわかりやすく解説。
配信した動画の数はまだそこまで多くないです。
Adobe Photoshop
王道Adobeの公式チャンネル。
Photoshopの編集方法や便利な使い方をひたすら配信し続けています。
公式チャンネルということもあり、非常に多くの編集方法を紹介しています。
Photoshopユーザーであれば登録はマスト。
AdobeCreativeStation
先程のAdobeのチャンネルはPhotoshopのチャンネルでしたが、こちらはAdobe製品全般に関するチャンネルです。
内容は割と初心者向けのものも多く、説明もわかりやすいため先程のチャンネルが合わなかった場合はこっちの動画を見ながら勉強するといいと思います。
動画だからこそわかる部分がある
機材のレビューなどはブログであったり、色々な雑誌などが見やすいですが、やはり動画でしかわからない情報も多々あります。
例えばAFの速さや不具合が発生した時の挙動などが動画だと文章にするよりはわかりやすいため、非常に参考になります。
あとは購入者のテンションの高さとかでもその機材の凄さとかは伝わりますし、文章と動画双方から情報収集をすると自分の理想の機材に出会える可能性が高くなります。
あとは座学系のチャンネルはめっちゃ助かってます。
実際にマウスの動きなども見えるため自分が操作する時のイメージが付きやすく習得が早いです。
ガッツリ見るも良し、流しで見るのも良し。
自分の好きなタイミングで見れるのでYouTubeはホント便利です。