折りたたみ式2画面スマホ ZTE M Z-01Kを使ってみたので良い所と気になった所を話す【レビュー】

Androidは折りたたみ式スマホが急に沸き立ってきた

折りたたみ式のスマホといえば最初に思い浮かぶのがMEDIAS Wである。

折りたたみ式のAndroidとしての走りであるMEDIAS Wはまさに変態そのものでした。

当時は別のAndroidを使用していたことや金銭的に余裕がなかったので追加購入できず、実際に手にとって使ってみるということができなかったのが非常に悔やまれます。

その後、時が経ち2018〜2019年にかけて急に折りたたみスマホの熱が広がり始めています。

折りたたみスマホが注目され始めた理由とは?

パーツの基本性能の向上とコストダウン

まずは単純に技術的に以前よりも可能な領域が広がったということが挙げられるでしょう。

画面を2つ搭載するということは当然のことながらマシンのスペックが求めらるわけで、それに伴ってコストが増加します。

そしてコスト部分を解決したとしてもサイズが大きくなるので、ユーザーにとってはマイナスに働いてしまう。

あとは2画面構成を活用できるだけのソフトウェア側の制御だったりだとか、多分私が思いつく以上に現場はバランスを取るのが難しかったと思います。

つまり、非常に面倒な端末なんです2画面スマホって。

だからあまり積極的に作りたがらない感じだったのだと思いますが、CPUの基本性能やメモリ、ストレージなどの条件は数年前よりも遥かに良くなっていますし、一気にハードルは下がったのかと。

基本性能が上がったということは多少スペックを落とした内容にしても2画面を十分に動かすパワーは持てるということになるので、自然とコストダウンにも繋がっていくと思います。

スマホの成長の限界点が来た

スマートフォン黎明期の頃はそれこそムーアの法則に従うように、出すもの全てがそれまでの生活を変えてくれるレベルで改善をしていくものばかりでしたが、ここ最近は2年〜3年前の型落ちでも全く問題なく使うことができます。

最新端末じゃなくても機能的には十分すぎるんですね。

これまでは単純にCPU・ストレージ・メモリのスペックを上げるだけで重かったアプリが快適に使えるようになったり、今までできなかった処理ができるようになったりなど変化はあったものの、最近ではどんなにスペックアップしたところで「これ以上性能上がってもやること同じだしメリット少ないのでは?」と感じることが多くなりました。

当然、据え置き機並のARやVRのソフトをゴリゴリに動かせるようになりました!っていう端末は未来感を感じるのですが、一般ユーザーにとってスマートフォンというのは情報を検索して、知り合いと連絡を取り合うことがメインとなり、そこまで負荷をかける作業をしないです。

iPhoneも一番売れているのがiPhone8シリーズというのも納得ができます。

私も新しいiPhoneに買い換えるまでiPhone7を使ってましたし、実際に十分サクサク動いてました。(ストレージは足りなくて死んでましたが)

今では端末のスペック競争ではなく搭載されているカメラのスペック競争となっていますが、これももう限界のところまで来てます。

ここまでくると流石に「もう今のままでは売れないぞ」というのがメーカーは実感として強くなってきたのでしょう。

そこで2画面スマホですよ。

インパクトはありますし、動画をはじめとして大きい画面で見たほうが良いコンテンツも増えているのである程度需要も見込めます。

お試しでZTE M Z-01Kを買ってみた

前置きが長くなりましたが、タイトルの通りZTE M Z-01Kを買いました。

MEDIAS Wで2画面スマホを使っていなかった身としてはまず2画面スマホはどんなものなのかというのを現行品で確認をする必要があったのです。(義務感)

ただMEDIAS Wはすでに出回ってないですし、何より今のアプリの要件に耐えられるとは思えなかったので探していたところ「ZTEからそういえば出てたな」と気がついてとりあえず購入です。

ついに変態スマホが私の手に。

ちなみに現在中古の価格がかなり下落しており、現在3万円前後で購入することが可能です。

発売当初はそこそこのお値段をしていましたが、ちょっと気になっていて遊び端末がほしいと考えていた方にとってはちょうど良い値段じゃないでしょうか。

ZTE M Z-01Kを使ってみた感想

ファーストインプレッション

ZTE M Z-01Kを使ってみたファーストインプレッションとしては「思ったより普通のスマホとして使える」というものでした。

MEDIAS Wの時は動きがもっさりしているとか、面白さが先行していて実用性は難ありなど比較的マイナスの意見が多くありましたが、ZTE M Z-01Kは普通に使えます。

動きは確かに若干もっさり動くこともあるのですが、ストレスが貯まるかと言われるとギリギリ堪らないレベル。

この境界線は人によって違いますが、私自身色々とiPhoneやAndroidを使っていますが、その中でも最低限の快適さは一応確保できていると思います。

サイズと重さは思ったよりあった

2画面ということもあり、通常のスマホよりも大きくなって(主に厚み)重くなるだろうなと思っていましたが、実際手にとって見ると思ったより結構重さを感じます。

サイズ(縦×横×厚さ) 重さ
ZTE M Z-01K 約151mm×約72mm×約12.1mm 約226g
iPhone7 138.3mm×67.1mm×7.1mm 138g
iPhone11 Pro 144mm×71.4mm×8.1mm 188g

iPhone11 Proは重くなったということでマイナス評価をされていることもありますが、ZTE M Z-01Kの方がもう一回り重く、厚みがあります。

わりとズシッとくるので、できるだけ軽い端末がいいという方はここでちょっと萎えるかも。

使っていて便利だと思った点

M Z-01K特有のメリットというよりは2画面スマホの便利な点ですね。

漫画が見やすい

漫画を読む時は見開きのシーンで迫力ある絵を見たいのでiPadを使うことが多いのですが、長時間持ち続けるのは少し手が疲れます。

じゃあ見開きを諦めてスマホで読むということを選択すると何か物足りなさがあります。

しかしその悩みを2画面スマホなら解決です。

長時間手に持っていても腕が疲れないし見開きも見れる。

最高かよ。

M Z-01Kを買ってから電子書籍の読むペースがかなり早くなりました。

以前よりもさっと手にとって読むことが増えました。

SNSをしながらブラウザで情報を検索するのが便利

あまりいないかもしれませんが、SNSをする時たまにブラウジングもしながらやりたい時があります。

普通のスマホだと当然そんなことはできませんし、それをするためだけにいちいちiPadを取り出すというのも面倒です。

M Z-01Kだと2画面でアプリを開いてもそれなりにサクサク動くので情報収集しながらのSNSがかなり楽です。

飲食店を探すのが楽

この使い方もオーソドックスな使い方で、片方にマップを出してもう片方にブラウザを開いているという使い方です。

これから飲みに行くぞ!って時に飲食店を検索しつつマップで住所を入れて現在地から近いかどうかの判断をすぐにすることができます。

地味だけど便利。2画面って便利だなーと感じる瞬間です。

2画面でブログの下書きがしやすい

ブログを書く時に通勤の電車に乗っている時間も書ければいいなと思っていたのですが、情報を確認ししつつ下書きをするというのがスマホ一画面だとやりにくいです。

なので結局スマホでの執筆は自然としなくなっていったのですが、M Z-01Kだとアプリを2つ起動してPCの用に調べながら書くことができるのでブログの執筆がしやすいわけです。

ニッチな使い方ですがM Z-01Kはブログ書いている人におすすめしたい。

ちょっとこれは気になると感じた点

M Z-01Kは2画面でありアプリの動作も実用的ということもあり、満足感の高い端末ですが、若干気になるところも。

たまにキーボードがおかしくなる

2画面設定にしてキーボードを使うとキーボードがバグって表示がおかしくなる時があります。

一旦、通常モードに切り替えてから再び2画面モードに切り替えると基本的に直るのですが、ちょっと頻度が多いのでストレスを感じる時があります。

特にSimejiを使っている時に多かったですね。

長時間の操作するとが指が痛くなる時がある

重さ自体はタブレットよりも軽いですし、腕は疲れないのですが、スマホを持っている指が痛くなることがあります。

私がスマホを持つ時の小指の一はスマホの下に添える形となるのですが、これがM Z-01Kの重さだと小指が若干痛くなってしまいます。

※画像はiPhone11 Proです。持ち方の参考画像

こんな感じでいつも持ってます。

これは私の持ち方が問題なのですが、この持ち方で染み付いてしまっているのでなかなか変えられるものではないですね。完全に癖です。

通常のスマホならバンカーリングを使うことで指への負担を減らすことができますが、M Z-01Kは両面ディスプレイなのでバンカーリングを使うことはできません。

カメラが微妙に使いにくい

M Z-01Kはカメラを起動するとカメラがついていない側のディスプレイを見ながら撮影するスタイルとなるのですが、このカメラアプリが微妙に動作不安定です。

私は元々サブ機扱いで持ち歩いていて、M Z-01K自体もカメラ性能が飛び抜けているわけではないので無理に使うことはないのですが、メイン端末の電池が切れていてM Z-01Kしか使う端末がなかった時はカメラをこちらで緊急的に使うしかありません。

M Z-01Kだけをメインで使うって人はカメラを使う頻度も多いと思うので、ここは私よりもストレス感じるかもしれません。

M Z-01Kは折りたたみのスマホ入門としては良い端末だと思う

M Z-01Kは「折りたたみスマホって何ができるの?」と思っている人にとって良い端末だと思います。

GalaxyやHuaweiの折りたたみ端末は非常に高価でガジェットオタクの人でも流石に買うのを躊躇するレベル。

Galaxy Foldは日本でも販売が決まりましたが24万です。

やばいです。流石にやばいです。

それに比べてM Z-01Kは中古で3万前後という超リーズナブルな端末。

個人的にはメイン端末として使うにはちょっと不安という感じが拭えませんが、サブ機として1台持つには良い端末だと思います。

折り畳めるディスプレイではないので、中央部分で画面が分離しますが、ベゼルの幅に関しては頑張っている印象です。

正直もうちょっとベゼルレスになっていれば良いなと思う時もありますが。

でも良い端末です。それは言えます。

折りたたみスマホが気になっている方はぜひお手にとってみてください。