カメラ初心者はエントリー機を必ず使う必要があるのか

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カメラ初心者は何を買えばいいの?

これからカメラを始めようと考えている方などからよく聞かれます。

いきなり結論から言うと「何買ってもいいよ」ってなるんですけど、あまりカメラをいじったことがない人からすると自分の中の判断基準が明確になっていないので、そこの判断はハードルが高いです。

適切なカメラやレンズを勧めるには勧める側の技量*1も必要なわけで、聞く人を間違えるとおかしな方向へ最初から行ってしまうこととなります。

初心者は「○○を買うべき」論争

カメラ界隈に限ったことではないですが、「初心者は○○を買うべきだ」と激しく主張する層は必ずいます。

CanonのkissとかNikonD3000番とかが初心者向けカメラの筆頭でしょう。

最近だとOLYMPUSとかPanasonicなどのミラーレス勢も熱いです。

上記のように「初心者は○○を買うべきだ」と主張する人の多くは「初心者がいきなり扱えるわけがない。お金が勿体無い」などが主でしょうか。

確かにいきなりCanonNikonの一桁機を購入してもどの機能を使えば良いのかわからないことは多いでしょうし、何よりも大きいサイズのカメラなので持ち運びをしなくなったらもったいというのはあります。

この論争に関してはネット上で定期的に炎上していることもあり話題が絶えません。

なぜエントリー機が勧められるのか

一番の理由としては色々ひっくるめて無難な選択だからというものでしょう。

これからカメラを始めるといっても、その人がどの程度の気概で写真を撮りたいのか、どのようなスタイルで写真を撮りたいのか、どの程度の頻度で持ち運ぶのかなどがわかりません。

機能的なことを考えると当然フラグシップ機が良いのですが、まずは「カメラを持ち出すことが苦じゃない」というレベルにならないと家で眠ったままになって宝の持ち腐れになってしまいます。

そうなると「せっかく高い買い物をしたのに勿体ない → だからとりあえずエントリー機で様子見てもっとのめり込みそうなら買い換えれば?」という流れになるわけです。

金銭的にも機能的にも無難というのがエントリー機を勧められる理由の最たる要因だと思います。

実際はハイエンド機になればなるほど初心者向きになっていく

いわゆるプロ〜ハイアマチュア向きのカメラは初心者には扱えないかと言われるとそれも違います。

むしろ一桁機のようなカメラになると初心者でも綺麗な写真が簡単に撮れるようになります。

よくネタとして「一桁機は最高の初心者向けカメラ」と言われることはありますが本当にそう思います。

一桁機はCanonNikonも力を入れて開発をしているカメラであり、最新の技術が詰まっているカメラになっています。

ということは機能が制限されているエントリー機よりも撮影を補助してくれる機能が多いですし、何よりも画質面では無理のない画素数と高い高感度耐性によってどこで撮影しても綺麗に撮ることができます。

予算と持ち運びの不便さに目をつむることができるのならば最初から一桁機を買うというのはある意味賢い買い物の仕方と言えるでしょう。

最近はエントリー機も機能高いから普通にどれを買っても使いやすい

「じゃあエントリー機を買わないでできるだけハイエンドに近いモデルを買わないといけないの?」というわけではありません。

ここ数年で発売されているエントリー機は一昔前のハイエンド機よりも高性能になっていることが多々あります。

グリップ感やダイヤルの数、ショートカットへのアクセスのしやすさなどには流石に差はありますが、だからと言ってエントリー機が使いにくいわけではありませんし、タッチパネルでの操作なども考慮するともしかしたらエントリー機の方が使いやすいと感じるかもしれません。

どのカメラを買っても機能的に劣っているものはあまりないので、サイズ感やデザインなどを重視して決めてしまうのもありだと思います。

見た目って大事ですよ。

やっぱ自分が好きなカメラって持ち運びたくなりますし。

気をつけるのが中古で売っている型落ち品

カメラ機材は中古が熱い市場でして、多くの中古ショップで中古ボディ・レンズが出回っています。

マップカメラとかキタムラとかを筆頭に様々な場所で中古品が販売されています。

中古品漁りの中でもヤフオクやメルカリなどのオークション・フリマアプリ経由だとたまに、中古相場よりももっと安い金額で購入できることもあるので、頻繁にそのようなサービスでも目当ての商品の検索をかけている人も珍しくはないと思います。

しかし、店舗などで販売されている中古品と比べて、オークション・フリマアプリで購入する場合は品質はもちろんのこと、機材の情報をしっかり記載している売り主から購入しないと面倒なことになります。

「いや、普通ちゃんと情報書かれてるでしょ?」と感じる方もいると思いますが、最近結構「最新機種!」って言いながら10年前くらいのボディを出品しているひととか、出品タイトルの情報と掲載している写真の物が違っていたりなど、わりと無法地帯と化しています。*2

型落ちで中古カメラを買うのはイニシャルコストを抑えることができるので、とにかく安く・すぐ手に入れたい方にはオススメの方法ですが、その場で即決せずに記載されている情報が正しいのか少し検索をしてから購入手続きをしましょう。

中古品でもある程度保証などが欲しいという方は大手の中古販売業者経由で一択ですね。

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結論:お金あるなら何買ってもいいと思うよ

結論としては、お金があるなら何を買ってもいいと思います。

いきなり一桁機を購入してもいいし、軽量なミラーレスを選ぶのも良いでしょう。

一番大事なのは「そのカメラを納得して買ったのか」ということなので、他人が「そんなカメラはお前にオーバースペックだ」とか、逆に「そんな低スペックなカメラ買って何撮るの?」と煽ってきたとしても、自分がデザイン・スペック・価格全部ひっくるめて納得しているのであればなんでも良いと思います。

ただ、初めてカメラを買う場合でボディ分だけしか考えていなかった場合はレンズ替えなくなるので、レンズ代1本〜2本くらいのバッファは残しておきましょう。

ボディだけで力尽きてしまうとそれはそれで悲しい結果になってしまうので…

*1:商品知識と言うよりはコミュニケーション能力。相手の意見を聞いて適切なアドバイスをすることが大切なので

*2:とくにメルカリ

プロフィール

Webマーケティング・ライター・カメラマンと幅広くお仕事させていただいております。
ガジェットやカメラ系の話題が多いです。

カメラは複数のマウントで運用中。
SIGMA・SONY・FUJIFILM・RICOH

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syabelog@gmail.com

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