PENTAX KP レビュー② ~動体撮影~

PENTAX KPのレビュー第一弾を投稿してからかなりの時間が経ってしまいました。

 

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最初のレビュー記事は画質面とか高感度に関する内容が多いかったのですが、今回は動体撮影にフォーカスを当ててお話したいと思います。

 

動体撮影に 必要なもの

動体撮影に必要な要素というとどのような項目を思い浮かべるでしょうか

 

主に下記の3つだと思います。

 

  • 連写速度(秒間の撮影コマ数)
  • 記録バッファ
  • AF性能(速度・エリア・食いつき)

 

 

これらのカメラ側の要素に加えてレンズのAF性能も加わって総合的なAF性能というものが決まると思います。

PENTAX KPの特徴

動体撮影をする上でPENTAX KPの強みや弱点は何があるのかということについて列挙します。

 

強み

AFの速さ

PENTAX KPはK-3Ⅱにも採用されているSAFOX 11というAFシステムを採用しています。

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このSAFOX 11はK-3Ⅱと全く同じというわけではなくPENTAX KP用にチューニングをされているモデルのようです。

 

スナップシューターをターゲットをしているカメラコンセプトなので、パッとカメラを出した時にすぐフォーカスが合うように設計したのでしょう。

 

高感度耐性

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連写速度とかAFの食いつきとかには直接関係はないですが、動体撮影をする上で高感度耐性が強いカメラというのは重宝します。

 

その理由としてはシャッタースピードを上げて撮影をするとF値を下げるかISO感度を上げるしかないので、高感度耐性が高いとノイズを気にせずガンガンシャッタースピードを上げることができます。

 

野外の日中とかではあまり気にしないかもしれませんが、室内競技で撮影する時はISO3200〜6400まで上げることは珍しくないので高感度耐性が高いと助かる場面というのは多々あります。

 

高感度耐性が高いというと夜景撮影などにスポットされることがほとんどですが、動体撮影においても享受できる点があるということです。

弱点

バッファの少なさ

PENTAX KPの弱点筆頭として上げられるのがバッファの少なさです。

 

JPEGなら28枚まで撮影できますが、RAW撮影だと8コマまでしか撮影することができません。

 

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十分じゃないかと思うかもしれませんが、秒間7コマ撮影できるのでRAWは1秒くらいしか連写できないため、結構「バッファ少ないなー」と感じることは多くあります。

 

AFポイントの少なさ

PENTAX KPに限らずPENTAXのカメラ全般に言えることなのですが、AFポイントの数が他社と比べて少ないです。

 

スナップや静物撮影では特に不満はありませんが、動体撮影ではある程度スポット数が多くないと不安になることがあります。*1

 

PENTAX KPは27点、K-1は33点

 

対するCanonは同じ価格帯で変えるカメラとして7D2と9000Dがありますが、7D2は65点で9000Dは45点*2

 

NikonはD5600が39点、D7200が51点となります。

 

超エントリーモデルのEOS Kissシリーズの最新機種EOS KissX9iも45点ですからね。
そう考えるとPENTAX KPのAFポイントはちょっと少ないという感じがします。

 

ただ「基本的に中央一点しか使わない」という方も結構多いと思いますので、このあたりは人によって気になるか気にならないか分かれるところですね。

 

むしろフォーカスポイントが少ないのは動体体撮影よりも人物ポートレートの方が嫌がる人いるかも。

 

PENTAX KPは動体撮影で力を発揮できるのか!?

そもそもPENTAX KPを買った理由としては「夜景にも強いスナップが欲しい」という目的で購入したため、当初は動体撮影で使うことはあまり想定していませんでした。

 

とはいえ、私はスナップだけじゃなくて、たまに飛行機・動物・電車・スポーツなども撮影するので、ある程度動体撮影でも活かせればいいなと思っていました。

 

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実際に動体撮影で使ってみた感想

結論から言うと動体撮影で十分使えます。

 

AF速度はそこそこ速いので瞬間的に被写体が現れた時も合焦までの時間がかかりません。

 

一番懸念されるバッファ問題ですが、コレは「バッファの少なさと上手く付き合えば」問題ないです。

 

というのも、動体撮影をしたことある方はわかると思いますが、いくら高速連写が可能なカメラだと言っても何秒間もシャッター押しっぱなしということは普通しないんですよね。

 

いいタイミングで被写体が写る瞬間瞬間でシャッターを切るためせいぜい1秒前後くらいです。

 

そのためPENTAX KPでもなんとかギリギリ持ちこたえられるバッファとなります。

 

ただ、仕事の動体撮影では使えないと思います。

さすがに。

 

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思っていたより動体撮影の例が無かったのでそこまで参考にはならないと思いますが、リスなどの細かく動く小動物もしっかりAF追従してましたし、思っていた以上にストレスはありませんでした。

 

16-85mmのAFが速いからというのもありますけど。

 

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PENTAX KPの総評

PENTAX KPはオールラウンダー的な働きができる良いカメラだと思います。

 

PENTAXの高感度に強いカメラは他にK-1とかありますが、あっちはかなりサイズがでかいカメラになりますので気軽にスナップをする分にはKPくらいがほど良いでしょう。

 

価格も機能のわりに控えめなので他社のカメラに比べると手は出しやすいカメラです。

 

あとはPENTAXがレンズをもっと出せば完璧ですね…

難しい課題なのかもしれませんが。

 

 

*1:特にスポーツで動きの予測がしにくいもの(バスケとかサッカー)はAFエリアを少し広めにして親指AF押しっぱなしというスタイルをしている人が多いと思います。私もそうですが

*2:最近発売したeos kis9iも45点のAFになっています。

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