GRⅢが大活躍だったゴールデンウィーク
今回のゴールデンウィークは期間が長かったということもあり、旅行に2回行きました。
旅行先は栃木と山梨と関東圏でのお手軽旅行だったのですが、その時2回とも持ち運んだ機材はGRⅢ。
GRⅢは発売日から使用し続けており、今のところ持ち歩かない日はなかったと記憶してます。※1使うか使わないかは別として平日も通勤カバンに突っ込んでいるため
小さいは正義ですね。
本当に負担がなくて良いです。

旅行に行くと機材を欲張りたくなる
旅行に行くということは普段あまり行かない場所に行くことが多いと思いますので、なるべく良い条件で撮影をしたいと考えるのは当然のこと。
そのため、あれもこれもと使うかわからない機材もバンバン詰め込んでいってしまうのはカメラ趣味の方にとってあるあるなのではないでしょうか。
完全に撮影全振りの旅行(もはやそれは旅行と言っていいのかわかりませんが)の場合は、撮れ高を重視した方が良いですが、通常の旅行であればある程度機材を軽くしていくということも考えて機材選びをしないと現地で悲惨な目にあいます。
「ただ重い機材を運搬するだけで終わった」ということも私は過去に度々ありました。
最初の旅行は荷物の重さで肩が死んだ
一回目の旅行はメイン機としてsd Quattro Hと24-105mm Art、サブレンズで24-25mm Art、あとは70mm マクロの3本を持っていきました。
そして、サブカメラとしてα7RⅡ。
あとは常時ポケットに入れておくGRⅢ。
上記のカメラ機材にプラスして着替え、PC、タブレットなど結構フル装備にしてしまったため、二日目は肩が死んでました。
旅行先の駅でロッカーを使って歩き回るときは荷物を軽量化させるということもしなかったため、重い荷物を抱えたまま観光をすることに。
リュックを下ろすタイミングは食事の時とホテルにチェックインした後くらいでした。
機材自体はそれぞれ使ったのですが、今振り返るとどちらか一つに絞っても良かったかなと思ってます。
2回目の旅行は軽量化に努めた
1回目の旅行で重さが辛くてわりと疲労がすごかったので2回目は機材の軽量化を図りました。
カメラはsd Quattro HにAPS-C用の17-70mm マクロを装着して、あとはGRⅢだけという体制に。
重さ的には実質カメラは一つです。
荷物を軽くしたおかげで旅行中に無駄な疲労感を感じることなく快適に道中を楽しむことができました。
本音を言えばsd Quattro Hではなくdp2 Quattroで行きたかった気持ちもあります。
ただ、まだ持ってないのでコンデジのみの旅行は次回に延期です。
旅行とコンデジの親和性を再認識
旅行を中は色々と写真を撮りたくなるのですが、常に一眼をぶら下げて移動するわけにも行きません。
そのため今までは「あーこの光景良いけどカメラ出すの面倒だな…」と撮影をしないで見送ってしまうことが多いかったのですが、ポケットにコンデジを入れていたことで、記録写真の枚数をかなり撮ることができました。
降りた駅でなんとなく撮影した一枚。
こういう記録写真が多いと旅行の思い出が蘇るので後々価値が出てきます。
コンデジサイズだと周りへの威圧感も少ないですし、現地で食べた料理や人混みなどでの撮影で非常に力を発揮してくれたので、いつもよりもシャッターを切る回数は多かったと思います。
特にご飯の時は大活躍ですね。
シャッター音が小さいので助かる。
GRⅢはこれだけでも大丈夫かなと思わせてくれた
コンデジは手のひらサイズに収まるので非常に持ち運びが楽な半面、センサーサイズが小さかったり、画質面で不満があったりなどで、あくまでもサブ扱いかなーと思っていましたが、GRⅢはセンサーはAPS-Cサイズですし、画素数も2,400万画素とトリミングをしても画質はある程度保つことができます。
上の写真は結構トリミングしているんですけど、ブログで使う程度なら問題ないレベル。
手ぶれ補正もついているので、現地でチェックインして財布とGRⅢだけ持って夜の街をぶらぶらしても難なく撮影できてしまうという強さ。ほんと強い。
強いて言えばバッテリー持ちくらいでしょうか。
AFはファームウェアアップデートで結構改善されたので夜のスナップはかなりやりやすくなりました。
上記のようにコンパクトさを求めると画質面での妥協をある程度強いられていたのですが、GRⅢはそれをクリアしているので「GRⅢだけでも結構撮れ高確保できるんじゃないかな」と思いました。
ずっと行こうと思っていたあしかがフラワーパークでの撮影。
sd Quattro Hでも撮りましたがGRⅢでも結構撮りました。
旅行が目的なのか、撮影が目的なのか
1回目の旅行はどちらかというと撮影がメインだったため機材重めで行きましたが、2回目の方は撮影の優先度はそこまで高くありませんでした。
そのため機材を軽くしたことで、カメラの方に気を取られることなく純粋に旅行を楽しめたかなという印象です。
今までは旅行に行くたびに機材を詰め込んで赴いていましたが、少し「撮影しなければ!」という強迫観念にやられていたのかもしれません。
久々にしっかりと旅行を楽しめた感じです。
カメラが趣味になるとどうしても「行きたい場所」というよりは「撮影したい場所」という観点で旅行先を選んでしまいがちですが、GRⅢのように気軽なカメラがあると、肩の力を抜いた状態で撮影もそれなりに楽しめるというスタイルも選択肢に入ります。
弥三郎岳からの風景。
28mmだと風景写真にも使えますね。登山で活躍しそう。
軽量スタイルだとミラーレスにパンケーキレンズを装着というのもありますが、パンケーキレンズは35〜50mmの焦点距離が多いので旅行で使うとなると少し狭さを感じることも起こるでしょう。
GRⅢは28mm相当なので基本広く撮れるわけで、そういった意味でも非常に旅行向けのカメラだなと思いました。
補足説明
↑1 | 使うか使わないかは別として平日も通勤カバンに突っ込んでいるため |
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