Android WearユーザーがApple Watchに変えて感じたこと

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去年Apple Watchを手に入れました。

運が良いことに頂き物でしてまさに棚からぼたもち。

今までAndroid Wearを使っていた私ですが、せっかく頂いたということもあり、これを機にApple Watchに切り替えることにしました。

Apple Watchを使うにあたって準備したこと

Android Wearを使っていたので当然の事ながらメイン機はAndroidでした。

しかし、Apple WatchはAndroidに対応してません。※1逆はOKAndroid Wearは制限が少しあるもののiPhoneとの連携可能です

iPhoneはサブ機として持っていたのですがiPhone6ということもありApple Payには非対応。

どうせならApple Payも使いたいのでiPhoneも買い換えしてメイン機もiPhoneへ切り替えをしました。

それにともなってAndroidはサブ機として降格。

Android WearとApple Watchを比較

Android WearとApple Watchは当初そこまで違いはないんじゃないかなと思っていました。

スマートウォッチでできる範囲って結局限られてしまいますし。

でも、いざApple Watchを使い始めると結構違いが気になるというか。

そこで気になった点をまとめました。

自由度は圧倒的にAndroid Wear

自由度に関してはAndroid Wearが圧倒的に勝ちです。

まず文字盤。

Android Wearの文字盤(ウォッチフェイス)はかなり種類が豊富で、Google Play Storeで普通にダウンロードできますし、ネット上にいくらでも公開されています。

そのため自分の好きな文字盤が全く見つからないということはなく、気分によってデザインを変えるという遊び心も生まれます。

対してApple Watchは基本的にAppleが配布しているもののみ。

背景を自分の好きな写真に設定することはできますが、せいぜいそれくらいなので全体のデザイン含めて自分の好きなようにカスタマイズというのはほぼ無理でしょう。

私は最初こそ色々と組み合わせ考えてみましたけどあまり変わり映えもしないですし、最近はデジタル系の文字盤で固定です。

せっかく文字盤が変えらる仕様なのだからここはもっとオープンにしてほしいですね。

また、デザイン面というところではスマートウォッチのデザインそのものもAndroid Wearの方が上でしょう。

Apple Watchは四角のデザインしかありませんが、Android Wearは四角だけでなく丸型もあります。

よりフォーマルさを求めるなら丸型の方がいいと思うので、ビジネスシーンでも気兼ねなく使いたい人はAndroid Wearの方が良いかも。※2とはいえ、最近はApple Watchの功績もありスマートウォッチを仕事で着けていてもマナー違反と捉えられるようなことは無くなったと思います。むしろ話のネタとしては優秀

Apple Watchはマップが微妙に使いにくい

Android Wearの時はGoogle純正のマップが対応しており何も不満はありませんでした。

しかし、Apple Watchで使えるマップはApple純正マップとなるため情報量が少しGoogleよりも劣ります。※3以前はGoogleマップも対応していたのですがApple Watchでのサービスは2017年に終了しています。

リリース当初よりはマシになったとはいえ、Googleマップと比較してしまうとやはりその差は感じます。

そしてアプリの仕様にも若干の不満が…

Android Wearのウォッチアプリはディスプレイを表示させるとマップのルートを表示がさせるのがデフォルトとなっていましたが、Apple Watchは「〇〇m先を左」という指示のみ表示されます。

経路全体を表示させるにはワンタッチすることが必要なので時計を見てルートをパッとが確認して腕を降ろすことができません。

徒歩ならまだいいですが、例えばバイクとか自転車で使ってる時はこの仕様かなり厳しのでは…

もし私の設定が原因だとしたら是非とも設定方法教えて欲しいのですが、現状そのような画面も見当たらないですし半ば諦めてます。

画面復帰した時に表示させるものを指示にするのかルート全体にするのかという設定は必要だと思います。

マップのヘビーユーザーからしたら結構困る仕様です。

Google Play Music利用者はApple Musicに鞍替えせざるを得ない

私はApple Musicがリリースされた直後はApple MusicとGoogle Play Music2つを契約して比べていました。

価格面や使い勝手などを比較してGoogle Play Musicを最終的に選択。

その後はずっとGoogle Play Musicを利用していました。

だがしかし※4関係ないですが、だがしかし終わっちゃいますよね。好きな漫画だったので悲しい、Apple Watchで快適に音楽ライフを送ろうとするなら自動的にApple Musicを選ばなくてはいけないのです。

というのもApple Watchのミュージックには純正の音楽ソフトしか対応していないので、Google Play Musicで再生してもApple Watch上から音量・曲の変更などは全く行えません。

もしかしたらこれが移行した後に一番困ったことだったかも。

Google Play Musicにはかなりの楽曲を入れていたり、Store上には配信されていない自分の持っているCDに入っている楽曲などがあったため、再度Apple Music上で楽曲探しをしたりiTunes Matchに契約しなくてはいけなくなってしまいました。※5結局契約はしていませんが、全部の楽曲をiPhone上へ全てローカル保存するとストレージが256GBでも足りないので、必然的にiTunes Matchに契約せざるを得ません

人によってはこれだけで乗り換えるの嫌になるのでは?

結構面倒な作業ですからね…

Apple WatchはMac開くの楽

ここまでApple Watchをボロクソに書いてますが、Apple Watchにも良いところはあります。

例えば色々な端末との連携。

Apple Watchを着けていると当然のことながらApple製品との連携が強くなります。

例えばMacを開いた時に入力するパスワードが省略されるのが地味に楽。

本当に地味だけど結構楽に楽になります。

Apple WatchはSuicaが使えるのが最大のメリット

Apple Watchの最大のメリットはSuicaApple Pay経由で使えることでしょうか。

私はSuica定期券をApple Watchに転送して使っていることもあり、日常生活のほとんどの決済はApple Watchで支払ってします。

気がついたら1年以上現金をほとんど使わないで生活していた
日常生活の支払いをほとんど電子マネーとクレジットカードで決済していたことに気がついたので、生活がどう変わったのとか電子マネーのメリット・デメリットとか色々。ただの雑談枠です。

AndroidにはAndroid Payという決済方法もあるのですが、現状Apple Payほど普及もしておらず、一部のギークのみが利用しているという形でしょう。

というか使える所が少ないので普及しようがない。

こういう所はAppleが流石に強いですよね。

Appleが新サービス出したら日本は特にAppleに合わせて方向転換させる節がありますし。

それだけiPhoneユーザーが多いということなのでしょう。

結論:Android WearからApple Watchにわざわざ乗り換える価値は少ない

Android Wearは最近以前にもまして空気感がありますが、結論から言うとApple WatchはApple Payが使えるということが最大の利点であって、それ以外の要素ではApple WatchAndroid Wearに勝っている部分はなく、むしろ使いにくいと感じる点も多々あります。

これからApple Watch OSが改善されていけばわかりませんが、それにはAndroid WearがもっとApple Watchのシェアを奪うくらい頑張らないと難しいかもしれません。

私はかなり電子マネーを多用する人間なのでSuicaが使えるApple Watch自体は非常に便利だとは感じていますが、もしもAndroid WearモバイルSuicaが対応したら多分再びAndroid Wearに乗り換える可能性が非常に高いです。

それくらいApple WatchにはApple Pay対応くらいしか勝てる所がない。

Apple Watchもらっておいてそれはないだろって思うかもしれませんが、純粋に使い勝手ではAndroid Wearの方が良いかなと思っているので。現状では。

Android Wearもバッテリー持ちはどちらも1日〜2日位は普通持つレベルにまでなっていますし、そこまで極端に使い勝手の悪い端末はありません。

「時間を確認したい」「通知を確認したい」「ワークアウトに使いたい」という内容でしたらどれを選んでも不便はないでしょう。

現在持っているスマホがiPhoneならストレートにApple Watchを選べばいいですが、元々Androidをメイン端末として使っていた人間がApple Watch使いたいがためにiPhoneへ乗り換える価値は少ないと思います。

ただ、上記のようにApple製品に社会のサービスがすり寄ってくる流れは間違いなくあるので、今後Apple Watchがよりインフラ的な使い方に食い込んできてくれるのであれば、それはそれでAndroid Wearに入り込む好きも与えないくらい便利になるのかもしれません。

なんにせよスマートウォッチ業界はまだまだ黎明期という感じですね。

補足説明

補足説明
1 逆はOKAndroid Wearは制限が少しあるもののiPhoneとの連携可能です
2 とはいえ、最近はApple Watchの功績もありスマートウォッチを仕事で着けていてもマナー違反と捉えられるようなことは無くなったと思います。むしろ話のネタとしては優秀
3 以前はGoogleマップも対応していたのですがApple Watchでのサービスは2017年に終了しています。
4 関係ないですが、だがしかし終わっちゃいますよね。好きな漫画だったので悲しい
5 結局契約はしていませんが、全部の楽曲をiPhone上へ全てローカル保存するとストレージが256GBでも足りないので、必然的にiTunes Matchに契約せざるを得ません
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Webマーケティング・ライター・カメラマンと幅広くお仕事させていただいております。
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