エネループ(eneloop)とエボルタ(EVOLTA)の違いについてちょっと調べた

スポンサーリンク
ガジェット
スポンサーリンク
スポンサーリンク

そういえばエネループ(eneloop)とエボルタ(EVOLTA)があるけどこの違いは…

充電池って便利ですよね。

今は昔よりも値段が落ちて買いやすくなっているので、使う電池は全部充電池で済ませるって人も多いのではないでしょうか。

私も昔からエネループの単三電池は持っており、カメラを始めてから充電池がモリモリ増えています。
ストロボとか周辺機器で電池めっちゃ使うんですよね。

しかし、単三はいっぱい持っているけど単四は持っていなかったので、ある日Amazonで単四充電池と充電器を購入しようかと思ったのですが、「エネループ」と「エボルタ」の文字が目に入ります。

どちらもパナソニックから販売されています。

そういえばこの2つの違いは何?と感じたので調べたら、ただブランドが違うだけでなく機能的にも差別化されていました。

そんなことも知らないのかとお叱りの声を受けるかもしれませんが、これ意外と知らないで充電池使ってる人多いんじゃないかと思います。

エネループ(eneloop)の特徴について

エネループとエボルタはまず歴史が違います。

エネループは旧三洋電機が開発された電池であり、エボルタはパナソニックが開発された電池です。※1発表時はまだ松下電器でした。

じゃあ、新しいエボルタの方が良いのかというとそういうことでもなく、パナソニックになってからもエネループの改良はされ続けています。

エネループは充電回数を重視したモデル

エネループの特徴としては充電回数が多さ。

約2,100回充電可能でエボルタは約1,800回とのこと。※2どちらもスタンダードモデルの回数です。

仮に一日一回充電したとしても5年半位使用し続けることができる計算になります。

5年間電池を買わずに済むとしたら数千円かかるとしても安い買い物ですよね。

また、自然放電や電圧低下を抑えられたり、低温環境下でも性能の低下が少ないように設計になっているので、フィールド系の写真を撮る人は助かりそうですね。

寒冷地撮影での電池問題は結構みなさん頭を悩ます問題なので。

エネループの種類について

エネループにはスタンダードとハイエンドの2種類があります。

以前はお手軽モデルのエネループライトというのもあったのですが、現在は生産を終了しているようです。

デザイン的には結構良いと思うんですけど、内容がエボルタのお手軽モデルとかなり被っていたためこちらは廃止したのでしょう。

エボルタ(EVOLTA)の特徴について

エネループは使用回数が多い充電池ですが 、エボルタの方は1回の仕様時間が長いという特徴があるようです。

パナソニックのはどのくらい電池が持つことをアピールするためにEVOLTAチャレンジという企画も行っています。

エボルタくん凄いですね。

気がついたらエボルタくんにNEOという名称がついてて「エボルタNEOくん」になってました。

エボルタもラインナップは2種類

エボルタのラインナップはスタンダードモデルとお手軽モデルの2種類です。

こちらも以前は3種類で展開をしていたのですが、ハイエンドモデルは生産終了となってしまったようです。

エネループ(eneloop)とエボルタ(EVOLTA)のスペック比較

まずはエネループの比較をしてみましょう。

エネループハイエンド
エネループスタンダード
電池容量 2,500mAh 1,900mAh
繰り返し回数(既存JIS規格) 約500回 約2,100回
繰り返し回数(新JIS規格) 約150回 約600回

エネループハイエンドはスタンダードよりも容量がかなり多い代わりに充電回数が結構少なくなります。

イメージとしては仕事などのハードな現場で長時間利用する場所に向いています。買い替えのペースは1年~1年半くらいですかね。

次にエボルタを比較します。

エボルタスタンダード エボルタお手軽
電池容量 1,950mAh 1,000mAh
繰り返し回数(既存JIS規格) 約1,800回 約4,000回
繰り返し回数(新JIS規格) 約500回 約1,200回

エボルタにはハイエンドモデルがないのでスタンダードが実質最上位モデルです。

お手軽モデルは容量を半分くらいに抑えている代わりに充電回数が倍以上です。

継続的に利用するような場所には向かず、リモコンなどがおすすめシーンのようです。

では最後にエネループとエボルタのスタンダードモデル同士で比較します。

エネループスタンダード
エボルタスタンダード
電池容量 1,900mAh 1,950mAh
繰り返し回数(既存JIS規格) 約2,100回 約1,800回
繰り返し回数(新JIS規格) 約600回 約500回

同じスタンダードモデルということで容量はほぼ誤差レベルですが、繰り返し回数はエネループの方が多いです。

基準が厳しくなった新JIS規格でも充電回数で100回の差があります。100回ってかなり差がありますね。

エボルタは50mAh容量が多くなったと言っても一回の稼働時間がどれくらい変わるのかは正直微妙なところでしょうし、スタンダードモデルを購入する場合は基本的にはエネループスタンダードを選ぶのが良さそうです。

ちなみに電力消費のイメージとしては下の画像が参考になります。

よく電池が少なっくなってくるとだんだんパワー不足を感じることがありますが、お手軽モデルは早い段階で落ち始めるようです。

対してスタンダードモデルとハイエンドモデルに関してはわりとギリギリまで頑張ってますね。

エネループ(eneloop)とエボルタ(EVOLTA)はどれを買えばいいの?

エネループとエボルタで合計種類あるので、どれを買えばいいか迷ってしまいますが、基本的にはエネループのスタンダードでOKです。

その理由としてはエネループのスタンダードモデルが最もバランスの良いモデルだからです。

同じスタンダードモデルにはエボルタもありますが、繰り返し回数はエネループの方が多いですし、もし長時間利用をする可能性があるならばエネループのハイエンドモデルを選ぶのが最適だからです。

エボルタのお手軽モデルは利用回数にかなり特化しているので使い所としては公式が言っているようにリモコンなどで使うなら良いかもしれません。

充電池の捨て方について

余談ですが、使い古した充電池の捨て方についても紹介します。

充電池は通常の乾電池と異なり充電式電池リサイクル協力店に持ち込むのが正しい処理の仕方となります。

ただこの充電式電池リサイクル協力店というのがどこにあるのかわからない方もいると思います。

そのような時は下記のリンクから検索をすると自分の住んでいる地域や職場の近くなどで該当する店舗を探すことができます。

家電量販店なども結構該当するので意外と場所には困らなさそうですね。

充電池は2セット分買うとストレスフリーになるよ

充電池は1セットを使っていて予備で常に満タンの電池があるようにしておくとストレスフリーになります。

そのため、初めて買う方でしたら「充電池+充電器セット」に加えて更に充電池を購入するのがおすすめです。

初期費用としてはそこそこかかりますが、それで数年間電池を買う必要がなくなると思うと安いものです。

充電池は本当に便利ですね。

一度使うと無い生活が想像できなくなります。

補足説明

補足説明
1 発表時はまだ松下電器でした。
2 どちらもスタンダードモデルの回数です。
プロフィール

Webマーケティング・ライター・カメラマンと幅広くお仕事させていただいております。
ガジェットやカメラ系の話題が多いです。

カメラは複数のマウントで運用中。
SIGMA・SONY・FUJIFILM・RICOH

お問い合わせは下記のメールまで
syabelog@gmail.com

わっちをフォローする
ガジェット
スポンサーリンク
わっちをフォローする
しゃべろぐ〜カメラとガジェットのブログ〜

コメント

  1. 沢村 より:

    明るい懐中電灯wp仕事でつかいます。。
    明るさとランタイムを追求しています。。

    ハイエンドで、どちらの電池を購入が適しているのでしょうか?参考までにおねがいします

  2. わっち より:

    明るさとランタイムで考えるとエボルタの方が若干パワーがありますので、エボルタが良いかと思われます。
    充電回数に結構差があるためコストパフォーマンスで考えるとエネループの方が優れていますが、エボルタの方が電池容量が少なくなっても粘るという話も聞きましたので、沢村様の用途でしたらエボルタが適していそうです。
    消耗品として割り切って1年前後で買い換えるということでしたらエボルタでも大丈夫だと思います。

タイトルとURLをコピーしました