東京競馬場での撮影におけるカメラとレンズの話【Nikon D500とTAMRON 100-400mm】

競馬撮影を始めました

以前からやろうと思っていて先延ばしになっていた競馬撮影を今年から行いました。

競馬を撮ろうと思ったきっかけは流鏑馬を撮影し始めたことですが、競馬場という場所が場所なだけにどう考えても70-200では足りません。

しかし、わたしには200mm以上の望遠がなかったので早急に揃える必要があり、マップカメラにて望遠レンズを買い足し。

それがTAMRONの100-400mmでした。

【レビュー】TAMRON 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USD (A035) 〜お手軽超望遠レンズの実力〜

東京競馬場での撮影場所の確保

撮影をするにあたってどのような場所を確保するかというのは非常に重要なことです。※1競馬に限らず位置取りでほぼ出来が決まってしまう撮影ジャンルとしてスポーツがあります。どのスポーツでも撮影場所の確保に命かけたほうが良い

東京競馬場では主にフジビュースタンドという場所で競馬観戦を行います。

東京競馬場は非常に広い施設なっており、スタンド以外にも子供が遊べる遊具が設置してあるエリアや資料館などがあります。※2ファミリー層を呼び込もうと頑張っている感じがひしひし伝わりました。実際成功していたと思います。

東京競馬場がイベントやグルメが豊富で子供から大人までも楽しめる施設だった件

席を確保を最優先にするなら正門ではなく西門から

これはい色々なブログでも書かれていることですが、席を最優先で確保するなら正門から入場しましょう。

正門はフジビュースタンドに直結しているため目的の席にたどり着く時間を短縮することができます。

私は前回寝坊してほぼ席は諦めていたこともあり正門から入場をしましたが、正門からフジビュースタンドまでは結構歩いたので「まず席を取りたい!」と考えている方は西門から入場するということを心に刻んでおきましょう。

撮影場所は一番前にいればいいというわけではない

一番前にいれば障害物がなくなり、被写体との巨利も縮まるため良い写真が撮れるのではと思うかもしれませんが、東京競馬場においては特に一番前だからといってメリットがあるとは思えませんでした。

というのも席が前になっていくと段々と席の高さが低くなっていきます。

前に行けば上記のように人はいなくなるので撮りやすい環境になるのですが、レース場の前には結構高めの柵があるため、あまり前すぎる席を確保してしまうとこの柵が邪魔になる可能性が高いです

とはいえ、柵が邪魔になるのが嫌だからといって高い位置の席を取ってしまうとレース場からは遠ざかってしまうため、半分よりちょっと前気味の席が撮影するにあたってちょうど良い塩梅かと。

必要な焦点距離とおすすめのカメラとか

カメラ

カメラに関しては言わずもがな高速連写が可能なものを選びましょう。

でもCanonの1DXやNikonのD5のような化け物じゃなくても大丈夫です。

秒間で10コマ前後撮れるのであれば充分馬の速さに対応することはできますが、それよりもバッファの多いカメラを選ぶと良いかもしれません。

競馬の場合シャッターを切るのがラストの直線に集中するためその間でバッファ詰まり起こしたら間違いなく死にます。※3感覚としては40枚以上バッファないカメラだと途中で詰まる可能性高そう

レンズ

レンズはまず焦点距離から考えて絞り込みをすればいいと思います。

東京競馬場はダートが手前にあり、芝が奥にあるため芝レースの撮影では長めの焦点距離が求められます。

撮影する場所を常に最前列を確保するのであれば300mmくらいあれば十分アップで撮影することはできます。

しかし座席の中央~後方になると600mm相当はないと厳しいでしょう。

レンズで言うと100-400mmか150-600、あとは300mm以上の望遠単焦点と必然的に選択肢が絞られていくと思います。

実際にどんな感じで映る?

私が前回確保できた席は正直あまり良い位置ではありませんでした。

ものすごいざっくりとした位置ですが、後ろから数えて10~15番目位の席だったと思います。

結構後ろの席です。

そのため柵の映り込みなどは心配なのですが被写体から遠すぎる問題が発生。

ここは100-400mmでどこまで寄れるのか不安になりながら撮影をしたことを覚えています。

で、実際に席から撮影したのが下の写真

400mm 1/1000 F8.0 ISO400

ボディはD500を使ったので35㎜換算で600㎜相当。

馬の位置はラストの直線に入って400㎜~200㎜の間を走っている時だと思います。

そのため私が確保した席からは対角線上になっていたため若干迫力不足に。

そしてゴール直前は下のように写ります。

400mm 1/1600 F8.0 ISO720

被写体の位置が近づくのでゴール前ではかなりアップで撮影することが可能です。

600mm相当すごい。

ゴール前以外のアングルについて

撮影アングルを変えて最後のカーブに入ってくるシーンを撮影しました。

私個人としてはゴール直前よりもこっちの写真の方が撮りたかったやつ。

カーブに入ってくるタイミングとなるため、私が確保した席ではほとんど写すことができません。

そのため、このカットを撮影するために移動をしました。

位置は芝スタンドの一番端。

ここからならカーブに入ってくるシーンをちょうどいいアングルで捕らえることが可能です。

380mm 1/1000 F7.1 ISO220

全体を写すことはできましたがあまりアップで撮れたとは言い難いです。

そして、この写真はトリミング済み。

トリミング前は下の写真になります。

かなりガッツリ柵が写っています。

芝スタンドはアングルとしては非常に良いのですが、焦点距離が短いと作画写ってしまうんですよね。

多分35mm換算で750以上あれば柵は映らない気がする。

もしかたらカーブのアングルはもっと良い場所があるかもしれないので、次に東京競馬場に撮影に行った際は調べてみます。

ゴール前のシーンが結構アップで撮影できたこともあり、レース終了後のウイニングランは問題なく撮影可能。※4普段馬券は買わないのでなんとなく選んだモズアスコットが勝ったので驚きでしたが3連単で買ってたのでお金はドブに捨てました

400mm 1/1600 F8.0 ISO900

パドックの撮影も100-400mmは大活躍です。

広角側の焦点距離が100mmスタートなのである程度馬全体を写したい時とアップで撮影したい時の切り替えがしやすかったです。

1/1000 F6.0 ISO280

100-400mmのレンズあれば東京競馬場の撮影は可能。ただし条件によっては物足りなさもある

100-400mmのレンズがあれば東京競馬場の撮影は十分対応可能です。

ただし、望遠側でもう一歩アップで写したい時などには物足りなさも感じるでしょう。

高画素機であればトリミング耐性があるので多少フォローは可能ですが高速連写機は比較的画素数が少なめの傾向があるため、今回私が使ったD500では正直あまりトリミングはしたくありません。

トリミングしないとどうにもならない時だけ使う形です。

また、今回私は席の確保に失敗していますので、もう少し前の方の席であれば結果は違ったかもしれません。

「35mm換算で600mmあればどこの席でも撮影できるだろ」とそう考えていた時が僕にもありました※5ボクシングには蹴り技があるんですが実際かなりギリギリの撮影でした。

焦点距離重視であれば150-600mm、画質重視なら望遠単焦点を使うという形が一番良い布陣かと。

しかし、それは持ち運びの容易さやお財布的にも厳しいのでまずは100-400mmで始めるのが良いと思います。

基本的に100-400mmがあればスポーツ観戦・子供の運動会・動物園などにはどこでも対応可能なので。

競馬の撮影ってこれから始める人にはどのカメラとレンズを使えばいいかわからないと思いますのでこの記事がご参考になれば幸いです。

補足説明   [ + ]

1. 競馬に限らず位置取りでほぼ出来が決まってしまう撮影ジャンルとしてスポーツがあります。どのスポーツでも撮影場所の確保に命かけたほうが良い
2. ファミリー層を呼び込もうと頑張っている感じがひしひし伝わりました。実際成功していたと思います。
3. 感覚としては40枚以上バッファないカメラだと途中で詰まる可能性高そう
4. 普段馬券は買わないのでなんとなく選んだモズアスコットが勝ったので驚きでしたが3連単で買ってたのでお金はドブに捨てました
5. ボクシングには蹴り技があるんです

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